「リトル・ダンサー」

NHK-BSプレミアムで5月9日放送。スティーブン・ダルドリー監督。2000年。 過去の成功例のフォーミュラをなぞっている感じが気になって今一つ乗り切れない。バレエとUKロック(Tレックス)の組合せも違和感が拭えなかった。ワム!、カルチャー…

小泉悠「現代ロシアの軍事戦略」

図書館活用。今年のウクライナ侵攻で一躍有名になったユーリィ・イズムィコ先生。 ここに至る歴史として、ロシア側の視点やゲラシモフ・ドクトリン、また、2014年のクリミアやドンバス、2015年のシリア、2020年のナゴルノ・カラバフで何が行われ…

「俺たちは天使じゃない」

NHK-BSプレミアムで3月15日放送。ニール・ジョーダン監督。1989年。 公開当時面白そうだなと思った記憶あり。もう33年前の作品か。 舞台劇を映画化した1955年版は未見ですが、「デビルズ島から脱獄した3人の囚人が強盗に入った雑貨屋の…

ルビー・ウォリントン「飲まない生き方-ソバーキュリアス」

図書館活用。序章から「私はソバキュリアンに転身したお陰で魂が覚せいし、明鏡止水の境地に達することができた」といったニューエイジ系セミナー風のメッセージが多発してビリビリにイヤな感じ。 中盤に至って「私は天界の神秘とライフスタイルをテーマにし…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ Bill Evans「Morning Glory : The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aire」 Bill Evans「Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires」

「選択6月号」

メモ 米中露「カリブ租税回避地」の攻防-巨万の富を巡る独裁国家の「弱点」 プーチンを悩ます「人口危機」-ウクライナ侵攻の隠れた理由 中東に訪れた一時の「平和」-「米露の空白」で域内外交が急進展 岸田の頭は「選挙」だけ-国政より「長期政権」が最…

井原奈津子「美しい日本のくせ字」

図書館活用。大竹聡「ずぶろくの四季」表紙の牧野伊三夫の題字からの流れ。 「暮しの手帖」の書き文字がやはり魅力的ですが、オリジネーターである編集長・花森安治の死後、そのスタイルを引き継いだのが社長・大橋鎭子と副編集長・二井康雄ということらしい…

「長江哀歌」

NHK-BSプレミアムで3月17日放送。ジャ・ジャンクー監督。2006年。 動く油絵のような漲る映像美と、あってないような薄いストーリーと、唐突に挟み込まれるUFOやロケット。訳が分からない。

RC Succession「First Budohkan Dec.24.1981 Yeahhhhhh..........<Deluxe Edition>」

1981年12月のRC初の武道館ライヴ。一つの絶頂期ではあるんでしょうが、「徹底的にブラッシュアップされた映像と音質」と言う割には音質が悪く、「Rhapsody」(1980年4月@久保講堂)の方が、ここからという勢いと臨場感があるような。 と音源を…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 4: さよならにっぽん」

大友克洋曰く「マンガとしての表現、絵を描くこと、ストーリーの作り方など、この頃はいい意味でも悪い意味でも、漫画を描くのになれてきています。映画だったり小説だったり、その頃見て面白かったものを20Pで描くことに飽き始めていたのかも知れません…

大竹聡「ずぶ六の四季」

図書館活用。本の雑誌社の試し読み公開となぎら健壱の紹介文に惹かれて発売直後に予約。 牧野伊三夫による想画と題字が最高。書き文字の魅力。 なぎら健壱の語る通り老成したのか、おちょけすぎず気取りすぎずの程よいトーン。見開き2ページの短い章立ても…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 3: ハイウェイスター」

「絵のテクニック、構図の取り方、話の見せ方など、次第に色々なことができるようになってきて、新しいステップにいこうとしている時代ですね。(中略)このずっと後に自分の漫画の文法を見つけるのですが、そこが頂上だとするとこの頃は2合目か3合目って…

町田康「しらふで生きる」

図書館活用。大竹聡がずぶずぶに呑む本を読んでみたり町田康が断酒する本を読んでみたり。 大伴旅人の酒を讃むる歌十三首から始まる冒頭で俄然引き込まれますが、その後は延々と同じような思考実験が繰り返されるだけなので正直期待外れ。 「あな醜賢しらを…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ RCサクセション「First Budohkan Dec. 24.1981 Yeahhhhhh..........(Deluxe Edition)」 Various Artists「サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」オリジナル・サウンドトラック」

大竹聡「50年酒場へ行こう」

図書館活用。この手の企画で写真もイラストもないというのは致命的。いただけない。

「選択5月号」

メモ 米国「独り勝ち」の戦争-「長期化」を望むバイデンの本性 ドイツ社民党とロシアの「黒い癒着」-暴かれる欧州の盟主の「裏切り」 欧州の「癌細胞」ハンガリー-プーチンと結託するEU加盟国 中央アジアでプーチンに「反旗」-資源大国カザフとウズベ…

「きっと、うまくいく」

NHK-BSプレミアムで1月1日放送。ラージクマール・ヒラーニ監督。2009年。 終盤の予定調和が激しく、伏線の回収も必要以上に執拗で、もう少し薄味で捻りがあってもという感はあるものの、多段式ロケットで引っ張っていく魅力がある。 マイクロソ…

大竹聡「最高の日本酒-関東厳選ちどりあし酒蔵めぐり」

新刊「ずぶ六の四季」の雰囲気が良さそうな大竹聡。図書館で予約待ちの間にいくつかピックアップ。「酒呑まれ」は忘れていたものの既読。「ギャンブル酒放浪記」はギャンブル中心で写真もないので途中で放棄。 聖蹟桜ヶ丘の名店小山商店が進める関東の酒蔵め…

「家族はつらいよ2」

BSテレ東で4月17日放送。山田洋次監督。2017年。 ベタベタなストーリーを衒いなく真っ直ぐ投げかけているからなのか、山田洋次の熟練の手腕によるものなのか、いまいち不明ながら妙に響くものがある。 小林稔侍と鰻は3作目でも引っ張っているんだ…

Various Artists「暦の上では未来の音楽 レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編06 クリスマス号」

特別号はクリスマス・ソングのコンピレーション。企画自体に妙味は求め難いですがブックレットは楽しい。 「目玉となるのはザ・J’ズ・ウィズ・ジェイミーの『サンタが町にやって来る』」との紹介ですが、次に収められたルウ・ロウルズのヴァージョンの方に…

吉田秋生「河よりも長くゆるやかに」

昔から興味があったもの。特にきっかけもなく購入。シリアスな現実の上に繰り広げられるコミカルで無為な青春に時折挟み込んでくるリリカルな情景が妙味。 本作が1983年、望月峯太郎「バタアシ金魚」が1985年、土田世紀「未成年」が1986年。通底…

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

NHK-BSプレミアムで3月17日放送。クリストファー・マッカリー監督。2015年。 シリーズ5作目。ストーリーの大枠(シンジケート)が全然頭に入ってこなくて気持ち良く観られない。 ヒロンインのレベッカ・ファーガソンがスペシャルな魅力を感じ…

売払い

カール・マルクス「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」 水道橋博士「藝人春秋2-ハカセより愛をこめて」 水道橋博士「藝人春秋3-死ぬのは奴らだ」 スチャダラパー「大余談」 「kotoba47 特集ゴッドファーザー」 岩明均「寄生獣<完全版>(1…

「レコード・コレクターズ5月号」

メモ Neil Young「Royce Hall 1971」 Neil Young「Dorothy Chandler Pavilion 1971」 Neil Young「Citizen Kane Jr. Blues (Live At The Bottom Line)」 Colin Blunstone「One Year (50th Anniversary Edition)」 Sam & Dave「The Soul Classics」 Various A…

「キッド」

NHK-BSプレミアムで1月13日放送。チャーリー・チャップリン監督。1921年(チャップリン自身による音楽付きの1971年版)。 ジャッキー・クーガンの破壊的な可愛さ。チャップリンばりに3回離婚、4回結婚しているのも驚きですが、後年「アダ…

プラトン「ソクラテスの弁明」

東浩紀「ゆるく考える」を読んでソクラテスのポピュリズムによる死(「おまえはなんかあやしい、嫌なことをいう、みんなの空気に水を差す、だから死ね」)に興味を持ったもの。東浩紀曰く「もっとも心を打つのは、彼が論理では勝てないことをよく承知し、そ…

「選択4月号」

メモ ロシア情報機関に「反乱」の兆候-緊張高まる「プーチンの身辺」 国際法廷はプーチンを裁けるか-捜査着手で高まる期待と不安 世界で激変「資源地政学」-この危機に戦略なき岸田政権 中国「ゼロコロナ政策」の自縄自縛-国家停滞で揺れる習近平体制 安…

「kotoba47 特集ゴッドファーザー」

書店でサラッと開いた内田樹「『ゴッドファーザー』と『北の国から』」が面白かったので購入。ディズニーシーでアトラクションの待ち時間に読了。 内田樹「『北の国から』は、家族というのはついにお互いを理解し合うことはないものだという痛ましい真理を、…

スチャダラパー「大余談」

年始に書店で見かけて、気軽に読めるものをと思って購入したものの、忙しすぎて全然読めなかった。 めちゃくちゃ内輪の雑談が一番面白く(電気グルーヴ、井上三太、川辺ヒロシ、藤原ヒロシ)、次に他流試合(五味太郎、都築響一)。尊敬する先達等、程々の距…

「ウォール街」

NHK-BSプレミアムで1月11日放送。オリバー・ストーン監督。1987年。 金融資本主義批判のつもりが、ゴードン・ゲッコーの振り切れたキャラクターが格好良すぎたというバランス崩壊作品。 マーティンとチャーリー・シーンの父子共演。「地獄の黙…