真造圭伍「台風の日」

真造圭伍の初期短編集。 発表順としては、「なんきん」(2008年)、「Fellowship」(2008年)、「兄らしく」(2008年)、<森山中教習所>、「台風の日」(2011年)、「お部屋さがし」(2011年)、「ビール獣」(2011年)、「スワン…

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

NHK-BSプレミアムで6月8日放送。 スティーヴン・スピルバーグ監督。2017年。 責任ある立場で判断を下すことの重さに焦点をあてている点に面白味はあるものの、決断にいたる流れがいまひとつで消化不良な感じ。 ベン・ブラッドリーのアクのある感…

水木しげる「水木しげる漫画大全集083:東西奇ッ怪紳士録」

図書館活用。 二笑亭の他、シュヴァルの理想宮も取り上げていますが、水木しげる本人の普請道楽を反映しているのか。 「南の超人」「性貴族」川俣さんのモデルは川畑静という人。「カリムレッグ」のエピソードも珍無類。 5話にわたって描かれる平賀源内が白…

ブリス・ポルトラーノ「NO SIGNAL-街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方」

図書館活用。毎日新聞の紹介記事がきっかけ。 退行的・逃避的・ヒッピー的な面はなんだかなぁという感じがしないではないものの、アラスカで牡蠣の養殖をするジェリー、ノルウェーの灯台守エレナの環境にはどうにもこうにも憧れる。 山よりも海、暑いところ…

Various Artists「ラブバラッドじゃ踊れない レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編08」

シリーズ8作目。DJ TAGO!監修。 ロックンロール集というコンピレーションのコンセプトも、パルプ・アートとパチモンメンコを集めたブックレット(読物が少ないのは極めて残念)も関心の範疇のはるか外。 「次号は2022年10月28日発売!『お茶…

「ヒトラー ~最期の12日間~」

NHK-BSプレミアムで8月10日放送。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。2004年。 今となっては「大っ嫌いだ!」「判断力足らんかった」「チクショーメ!」「おっぱいぷるんぷる~ん」動画の元ネタ。ブルーノ・ガンツの情緒不安定なキレ芸(と秘書…

「レコード・コレクターズ10月号」

メモ LOVE JETS「地球ノミナサンコンニチハ~LOVE JETS ANTHOLOGY〜」 Esther Phillips 「From a Whisper to a Scream」 Charles Stepney「Step on Step」

式場隆三郎他「〈定本〉二笑亭綺譚」

図書館活用。水木しげるつながり。「東西奇ッ怪紳士録」を先に読みたかったですが致し方なし。 門前仲町にあったアウトサイダー建築の解説本。写真も豊富で楽しい。 式場隆三郎は「狂気の人ゴッホを日本に最初に紹介したり、山下清を“発見”した」精神医学博…

真造圭吾「森山中教習所」

「トーキョー・エイリアン・ブラザーズ」が少し肩透かしだった真造圭吾、連載デビュー作の本作は素直に響いた。画も隅々まで丁寧で雑さは感じられない。 20歳の夏に再会し、交差する2人の人生。ファニーな出来事の裏にシビアな背景がうかがわれ、それらが…

「ベイビー・ドライバー」

BS12で1月15日放送。エドガー・ライト監督。2017年。 菊地成孔激賞の作品。曰く「全部で9回泣いた」、「映画によるブリティッシュ・インヴェイジョン」。 カーラ・トーマス「B-A-B-Y」を歌いながら出勤するリリー・ジェームズの鮮烈さ。注文…

真造圭伍「トーキョーエイリアンブラザーズ(1)~(3)」

江口寿史が「ぼくの好きなマンガ家をいま挙げると、すごく少ないですね。買っているのは望月ミネタロウ、西村ツチカと、真造圭伍くらい」と語っているのを目にして興味を持った真造圭伍。 りっちゃんと夏太郎の急接近等、魅力的なパートは多々あれど、総体と…

「選択9月号」

メモ 旧ユーゴ「戦争再発」の足音-「欧州戦線拡大」ロシアの謀略 イラク「シーア派分裂」の混沌-ぶり返す中東危機の「発火点」 米中が「ネットの自由」で攻防戦-国家統制「推進」が主流になる窮地 統一教会と自民党「反ワクチン」で結託-子宮頸がん予防…

小池一夫/小島剛夕「子連れ狼<大合本>(1)~(10)」

一度読んでみたいなと前々から思っていた作品。これだけのヴォリュームの名作が600円で読めるのかとキンドル版を入手。 「トリビアの泉」で荒唐無稽な設定を嘲笑されていた記憶があるものの(乳母車に仕込んだマシンガン等)、漫画ではそこまでの違和感は…

「レコード・コレクターズ9月号」

メモ Jody Watley「Jody Watley」

「選択8月号」

メモ 中南米に再び「左傾化」の波-米国を脅かす「裏庭」の政変 統一教会の底知れぬ「政界汚染」-「ズブズブ」安倍派は醜聞まみれ 「ロスト安倍」の政界乱気流-「国葬と人事」岸田の内憂外患 シリーズ企業研究・東京電力-旧経営陣「十三兆円賠償」の驚愕 …

「大統領の陰謀」

NHK-BSプレミアムで6月15日放送。アラン・J・パクラ監督。1976年。 ウォーターゲート・ビルへの不法侵入事件が1972年(ポルノ映画「ディープ・スロート」がヒットした年)、ニクソン大統領辞任が1974年、本作が1976年。当時として…

水木しげる「水木しげる漫画大全集025:貸本版墓場鬼太郎(4)」

図書館活用。千年に一歩歩く鳥の出典。クール。

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ The Chemical Brothers「Dig Your Own Hole - 25th Anniversary Edition」

アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯(1)~(7)」

かなり前に松岡正剛の千夜千冊他で関心を持って購入。 序盤、謀略により逮捕~取り調べ~獄中の出会い~脱獄~財宝発見~モレル家救済~復讐開始までが、フランス革命史とも連動して、ワナワナと震えるほど面白い訳ですが、意外だったのはそこまでいってまだ…

Various Artists「また夜遊びが恋しくなる レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編07」

発売予定が遅れて心配していましたが無事に発売。第2シーズン一発目ということで非常に楽しいラインナップ。 序盤のライチャス・ブラザーズ「リトル・ラテン・ループ・ルー」、エクトール・リヴェラ「チャンス・フォー・ロマンス」、ザ・シープ「ハイド・ア…

小野瀬雅生「焼きそばの果てしなき旅」

図書館活用。 写真も豊富で楽しいガイドブックですが、文章の内容が薄くて読み応えはいまひとつ。 行ったことがある店もちらほら(みかさ(高田馬場)、第一亭(日ノ出町)、梅蘭(上野)、やきそば屋(札幌))。 クレイジーケンバンドのギタリストだけあっ…

「選択7月号」

メモ イスラエルに怯えるイラン-「要人連続暗殺」諜報戦での敗勢 世界食糧危機の隠された真実-戦争長期化を望む「勝ち組」の国々 北朝鮮「核実験後」のシナリオ-米朝協議への渇望と焦燥 参院選後「岸田人事」の焦点-「茂木問題」と安倍派の処遇 安倍一派…

暮しの手帖社編「花森安治のデザイン-『暮しの手帖』創刊から30年間の手仕事」

図書館活用。 表紙原画も素敵ですが、何と言ってもカットと手書き文字が最高。書き文字は積極的に真似したい。

小泉悠「ロシア点描-まちかどから見るプーチン帝国の素顔」

図書館活用。 あっさり目の素っ気ない記述ですが、語り下ろした内容を編集者がまとめたところ、「出来上がったロシア像はひどく歪んだものになってしま」ったという反省から「事実上一から書き直して出来上がった」結果とのこと。 「郊外に住む野良犬が餌を…

「リトル・ダンサー」

NHK-BSプレミアムで5月9日放送。スティーブン・ダルドリー監督。2000年。 過去の成功例のフォーミュラをなぞっている感じが気になって今一つ乗り切れない。バレエとUKロック(Tレックス)の組合せも違和感が拭えなかった。ワム!、カルチャー…

小泉悠「現代ロシアの軍事戦略」

図書館活用。今年のウクライナ侵攻で一躍有名になったユーリィ・イズムィコ先生。 ここに至る歴史として、ロシア側の視点やゲラシモフ・ドクトリン、また、2014年のクリミアやドンバス、2015年のシリア、2020年のナゴルノ・カラバフで何が行われ…

「俺たちは天使じゃない」

NHK-BSプレミアムで3月15日放送。ニール・ジョーダン監督。1989年。 公開当時面白そうだなと思った記憶あり。もう33年前の作品か。 舞台劇を映画化した1955年版は未見ですが、「デビルズ島から脱獄した3人の囚人が強盗に入った雑貨屋の…

ルビー・ウォリントン「飲まない生き方-ソバーキュリアス」

図書館活用。序章から「私はソバキュリアンに転身したお陰で魂が覚せいし、明鏡止水の境地に達することができた」といったニューエイジ系セミナー風のメッセージが多発してビリビリにイヤな感じ。 中盤に至って「私は天界の神秘とライフスタイルをテーマにし…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ Bill Evans「Morning Glory : The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aire」 Bill Evans「Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires」

「選択6月号」

メモ 米中露「カリブ租税回避地」の攻防-巨万の富を巡る独裁国家の「弱点」 プーチンを悩ます「人口危機」-ウクライナ侵攻の隠れた理由 中東に訪れた一時の「平和」-「米露の空白」で域内外交が急進展 岸田の頭は「選挙」だけ-国政より「長期政権」が最…