2014-08-27 モリナガヨウ 「捃拾帖−東京大学の学術遺産」 本 新聞の書評で見た直後に書店に寄った勢いでフラフラと購入。日本博物学の父、田中芳男(1838−1916)が60年にわたって貼りまくったスクラップ帳から130点をチョイスして簡単な解説を付してカラーで収録したもの。 チョイスや解説に特に感心するところはないのですが、「時代の真空パック感」やその変遷は鮮やかに感じ取ることができます。 スクラップブック自体は惚れ惚れするようなチャーミングさ。眺めているだけで心和みます。