坂村健 「毛沢東の赤ワイン−電脳建築家、世界を食べる」

毛沢東の赤ワイン 電脳建築家、世界を食べる (角川書店単行本)

  • 菊地成孔が「物凄い面白い」「『生まれた時からアルデンテ』よりずっと面白い」と紹介していたアイテム。
  • 特に大陸ヨーロッパで「4、5時間にわたり食事をしてお酒を飲」む際などに、連続的に耐えられるネタとしての食の蘊蓄集。
  • 文章上の芸や知的な捻りの類いはあまりありませんが、徹底的に体験に基づいているところが最大の魅力。写真も豊富で楽しいです。
  • 標題にもなっている毛沢東の赤ワインと、インドの金持ちのエビアンのプールのエピソードはちょっとインパクトありました。
  • ロンドン、サヴォイ・ホテルのアメリカン・バーでサヴォイ・タンゴを頼んだエピソードも趣があって後を引きます。