- やや恨みがましいトーンが強まっている気もしますが、全体的な印象は「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ」と大きくは変わらず。
- 「異様なまでにスタイリッシュに着飾った男たち」「1920年代を舞台にした映画でしか見られないような、おそろしくエレガントなアフリカン・ダンディ」という、ブラザヴィルのサプールの存在にはびっくりしました(Daniele Tamagni「Gentlemen of Bacongo」)。
- 最後の「本棚が、いらなくなる日」は、新潮社編「私の本棚」にも収録されていましたが、やはり面白い。