2020-02-17 読売新聞社編「建築巨人伊東忠太」 図書館活用。興味があった伊東忠太の関連本の中からチョイス。 もう少し建築作品の写真や解説が多いと期待していたのですが。「伊東忠太動物園」の方が良かったかも。 ガウディー的な底の見えない巨魁をイメージしていたのですが、アジアと妖怪が好きなおじさんといった雰囲気もあり、そこまでの奥行きはなさそうな印象。 浄土真宗本願寺派第22代法主・大谷光瑞との盟友関係(中国西域で出会い、豪壮な別荘(二楽荘)や築地本願寺を建設)が素敵。骨柄が大きい。 ホテルオークラ=大倉喜八郎の息子(喜七郎)が設立=敷地内に大倉集古館(伊東忠太設計)あり、というのも初めて知りました。喜八郎の別荘・祇園閣の存在も知らなかった。 両国の東京都慰霊堂(旧震災記念堂)は機会を見つけて見てみたい。