James Brown「Live at Home with his Bad Self」

Live at Home With His..

  • アマゾンで発見して「えっ!こんなの出てたの?!」と驚愕したアイテムその2。なぜ「レコード・コレクターズ」は取り上げないか。
  • オーガスタ、GA」というJBのコールに確かに聴き覚えがあると思ったら、既発表音源も多し。もともと1969年に2枚組のライヴ・アルバムとして発売する予定だったところ、ツアー後に、有名なバンド解散/JBs結成事件~「セックス・マシーン」がヒット、という経緯を経てアルバム「セックス・マシーン」のC~D面に収録されていたもの。
  • アルバム「セックスマシーン」以外にも、「マザーロード」や「ファウンデーション・オブ・ファンク」等でも細切れで収録されていたもののコンプリート・セット。
  • 「ワールド」が擬似ライヴ感全開でなにがコンプリートかと思いきや、バンド演奏に向かないためカラオケで歌った(歌はライヴ)というJBの説明。演奏フェイドアウト+歓声が非常に擬似っぽい。
  • ルフレッド・ピーウィー・エリスはこの時点で既に不在ですが、フレッド・ウェズリー、メイシオ・パーカー、セントクレア・ピンクニー、ジミー・ノーラン、スウィート・チャールズ、クライド・スタブルフィールド/ジョン・ジャボ・スタークス/メルヴィン・パーカーと、一番良い時期のメンバーで脂の乗った本当に良いライヴ。ダニー・レイは不在でメイシオ・パーカーがMC。
  • 「イッツ・ア・マンズ・マンズ・マンズ・ワールド」をキリッと真顔でやれるのがこの時期ぐらいまででしょうか。格好良い。
  • 客がはけた後の会場で明け方まで録音させた(翌日は310マイル離れたタラハシーでライヴ)というエピソードが凄い。さすがハーデスト・ワーキング・マンですが、直後の解散劇も宜なるかなという感じ。
  • ラストのJBの語りはラジオ用のライヴ告知かなにかでしょうか。