- NHK-BSプレミアムで4月7日放送。ジョージ・ルーカス監督。1973年。
- 初見の時は出演者陣の大根演技しか記憶に残りませんでしたが、後年作家になるリチャード・ドレイファスと3人の男友達、エピローグでサラッと触れられるポストヒストリー等々、今見ると「スタンド・バイ・ミー」への影響力は明々白々。
- 村上春樹「村上朝日堂」で「あんたかなりのJ.D.ね」「このC.S.をそこにしまっとけよ」や「そりゃ気の毒にね、俺も女房亡くしたんだ。でも名前はアイディーってんじゃないけどさ」が引用されている記憶はありましたが(「略語について(2)」)、デビュー作「風の歌を聴け」は「神戸でアメリカン・グラフィティ」がコンセプトだったという説があるよう。分かる気がする。
- 大根演技は、低予算故、役者陣のほとんどが素人だったせいなんでしょうか。違和感がどうしても消えないですが、夜の街(や川)とクラシックカーの映像の美しさが印象的で、オールディーズ(DJ)との組合せもものすごく洒落てる。
- ウルフマン・ジャックのからみは予備知識がないとちょっとわかりにくいかも。