安田謙一/辻井タカヒロ「書をステディー町へレディゴー」

書をステディ町へレディゴー

  • 図書館活用。かなり昔に入れた予約で今更な感じではありましたが、脱力感のある内容で、量的にもほどほど。楽しく読めました。
  • 専業ライターでは食えないけど、それでもこの年齢まで好きなことで生きてこられたという余裕が眩しい。関西在住コンビというのも塩梅が良い。
  • 辻井タカヒロの(4コマ漫画ではなく)タイトルイラストにハッとするような洒落たものが多くて意外。
  • 山口組四代目・竹中正久組長のエピソード「ホステスを口説くとき、マンションとか、なんか高いもん買うたろか、と普通なら言うところを、あの人はホステスにヘッドロックかまして、誰殺してほしい?って言ってました」「その文句で女にモテると本気で思てるんです。この男はそういう風に生きてきたんです」が面白い。
  • 村田英雄「王将」(1961年)のヒットの褒美として与えられた欧州旅行で、船村徹ビートルズを紹介されたというのは事実なんだろうか。
  • 姜尚美「京都の中華」は面白そう。