宮本輝「泥の河・蛍川・道頓堀川」

川三部作 泥の河・螢川・道頓堀川 (ちくま文庫)

  • ちくま文庫から出ている川三部作の合本。なんとなく書店で購入して30年振りに再読しましたが特別な感興はなし。
  • 「小説家になりたくて会社を辞めたのは、昭和五十年の八月でした。毎日、不安神経症の強い発作に苦しんでいた私は、二十八歳なのに、もう廃人のようになっていましたが、途方も無い夢の実現に対してのみ火の玉みたいだったのです」という文庫版あとがきが目新しい発見。
  • 「流転の海」もいつか読みたい。