- 山際淳司が忘れられた作家になっていたとは驚きでしたが、こうして改めて読んでみると、時代の流れの中に沈んでいったのも分からなくはない。
- 「江夏の21球」スタイルでNFLノンフィクションが読みたいというのが昔からの願望。スーパーボウル史上最高のアップセットの第42回(NE-NYG)、最強の矛がなすすべなく崩れ去った第48回(DEN-SEA)、あるいは2007年のAFCチャンピオンシップ(NE@IND)など。いくらでも読みたい。
- 石戸諭の解説(「熱量の多寡」「描く側と描かれる側には常に緊張関係がある」)も良い。