- ＮＨＫ－ＢＳプレミアムで１２月１８日放送。アルフレッド・ヒッチコック監督。１９４０年。
- 主演はジョーン・フォンテイン。当初主演予定だったオリヴィア・デ・ハヴィランドの妹（仲の悪さで有名）。アカデミー主演賞を受賞した史上唯一の兄弟姉妹。二人とも日本生まれ（「そのために、二人とも左腕に種痘の注射の痕があって、そこを画面に見せないように苦労したとか（笑）」（山田宏一））。
- 「ヒッチコック映画の怖い女の人の顔いうたら、『レベッカ』のジュディス・アンダーソンね」（淀川長治）、「何も言わずに立ってるだけで怖いんですね」（蓮實重彦）、「振り向くとそこにいる怖さ」（山田宏一）、「ああいうタイプ怖いんだね、ヒッチコックはきっと」（淀川長治）と散々語られていますが、ダンヴァース夫人の怖さが出色。
- ホッパー夫人の描かれ方もかなり気持ち悪い。付き人（レディズ・コンパニオン）という奇妙な存在は初めて知りました。
