Various Artists「なにもかも飽きてしまった レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編05」

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  • シリーズ1作目でハッときて、2~4作目にかけて少しずつ関心を失いつつありましたが、最終作がまた良い感じ。曰く「何も考えていない人たちによる肩の凝らない音楽。何もかも飽きてしまった音楽愛好家には、格好の箸休め。軽い音楽とお笑いの時間」。
  • 選曲のヴァラエティやバランスが良く、総じて良い塩梅で無限に聴いていられますが、「ロックンロールのあとにひととき流行したフォークソングの影響を感じる優しく親しみやすい曲を、ユニゾン・コーラスでソフトに歌うレコード」の魅力はいまひとつ理解し難い。
  • ウディ・ガスリーが「アメリ共産党の熱心なシンパ」で「党の主張を広めるための歌作りに、心血を注いだ」一方で、「あきれるほどにちゃらんぽらんな人間だったことから、アメリ共産党はウディを『問題のある人物』として、最後まで党員証を与えなかった」という話も面白い(大江田信)。