大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 4: さよならにっぽん」

さよならにっぽん (OTOMO THE COMPLETE WORKS)

  • 大友克洋曰く「マンガとしての表現、絵を描くこと、ストーリーの作り方など、この頃はいい意味でも悪い意味でも、漫画を描くのになれてきています。映画だったり小説だったり、その頃見て面白かったものを20Pで描くことに飽き始めていたのかも知れませんが、長編を構成して連載するほどの勇気もなかった頃」とのこと。
  • 「初めての連続作品」である「さよならにっぽん」が「絵が乱れ」「話も用意していた筋立てとは別の方向にいってしまっ」たとは本人の弁。確かに微妙ではある。「ショートピース」でプチブレークする前夜という感じなんだろうか。