「女と男のいる舗道」

女と男のいる舗道 4Kレストア版 Blu-ray

  • 早稲田松竹で(年明けの「WANDA/ワンダ」は行けなかった)ジャン=リュック・ゴダール監督。1962年。
  • 人形浄瑠璃のよう」な「カリーナの代表的傑作」(菊地成孔)。アンナ・カリーナの首の異様な白さ、といったようなことを蓮實重彦が述べていたのはこの作品だったか。
  • ミシェル・ルグランに大量に書かせた音楽のうち、わずか4小節しか使わないというやり方をしています。その異様に美しい4小説が周期的に流れるだけ」「そのことによって、この『女と男のいる舗道』は、『女は女である』とは真逆の、ミニマルな映画として非常にうまくまとまります」「こうして『女と男のいる舗道』はルグランの労働力を生け贄に、ミニマルな完成度が生まれて、音楽自体も本当に効いています。突如切断されるゴダール印も完全に定着し、音楽のみならず、効果音や環境音、総ての『音』に『切断』が及んでいます」(菊地成孔)。
  • ビリヤード場でジュークボックスから流れる「スウィング!スウィング!スウィング!」もミシェル・ルグランなんだろうか。ブレークのストップ・アンド・ゴーのところも含めて格好良い。

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