- 宮藤官九郎もブルータスの映画特集でパンクな映画として紹介していました。地面に家の影を描いちゃうなんてパンク、というコンテクストだったと思います。
- なんでしょうこの異様なポップさは。バスキアばり。生々しくなく寓話的に見せたいという意図だったのでしょうか。
- 菅井きん若っ。
- あれ?と思いましたが確かに2代目おいちゃん(松村達雄)。しかも猛烈に卑小な悪人。姪を妊ませて逃亡してました。違和感。
- 「暴走機関車」の頓挫、「トラ・トラ・トラ!」の降板の後、起死回生を狙った本作も興行的には空振り、翌年の自殺未遂に繋がっていくわけですか。至高の成功体験があるだけに、売れない、好きなように撮らせてもらえない、あんな時代はもう戻ってこない、という思いでさぞかし辛かったことでしょう。
- テーマ曲が妙に染みると思ったら武満徹でした。