2024-01-01から1年間の記事一覧

森合正範「怪物に出会った日-井上尚弥と闘うということ」

図書館活用。 直接対戦したプロが語るプロの技術といったドライな分析はほとんどないので、肝心の「井上尚弥の強さ」はあまり分からないものの、敗者たちのポートレイト集として面白く週末に一気読み。 ワタナベジムの2人の章など思わず目頭が熱くなった(…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ The Jackson 5 featuring Michael Jackson「Televisa TV Broadcast, Mexico City, Mexico 1975」 Nina Simone「Live 1965-1969」

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」

NHK-BSで4月23日放送。湯浅弘章監督。2018年。 原作の押見修造も吃音とのこと。 ラストの観客フロアでの説明絶叫は原作を読むと不自然さが解消されるんだろうか。かなり違和感があった。 十代の鬱屈は厭になるぐらい伝わってくるものの、下手な…

アイリーン・M・ペパーバーグ「アレックスと私」

何がきっかけで購入したのかよく覚えていない。 学術的な興味深さや重要性も感じられず、半生記としては幼稚な自分語りが多くて辟易。

「ナチュラル」

NHK-BSで3月26日放送。バリー・レヴィンソン監督。1984年。 文学的な仕掛けとシンプルな成功譚のよくわからない組合せ。バーナード・マラマッドの原作では、試合前の取引は成立していて、試合中に翻意して勝負するも三振、という結末の模様。 …

「男はつらいよ-お帰り寅さん」

BSテレ東で4月6日放送。山田洋次監督。2019年。 蛇足も良いとことは思いつつ、ボーナストラックと割り切ればそれなりに楽しく観られる。 とはいえ、専業作家として成功した満男というのは「男はつらいよ」世界が台無しという感じも。 タコ社長化した…

「選択5月号」

中南米恒例「悪党の亡命」に異変-エクアドル「掟破り」の衝撃 ベトナムを掻き乱す中国-政争続発が示す「脱日米路線」 東南アジア「一帯一路構想」の大嘘-中国「巨大事業」は頓挫だらけ 小池百合子はどう「延命」するか-「空疎な女帝」が頼る意外な男 立…

「マイノリティ・リポート」

NHK-BSで3月25日放送。スティーヴン・スピルバーグ監督。2002年。 フィリップ・K・ディックの原作をどれぐらい改変しているかは分からないものの、タイトルにもなっている不確実な殺人予知システムの是非は深堀りされないので、何の話だったん…

「売払い」

メモ 売払い 松本大洋「竹光侍(1)~(8)」 望月ミネタロウ「東京怪童(1)~(3)」 丸山健二「水の家族」 東浩紀「訂正する力」 妹尾河童「河童が覗いたインド」 ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」

奥野修司「ねじれた絆-赤ちゃん取り違え事件の十七年」

図書館活用。映画「そして父になる」の参考文献。 赤ちゃん取り違え事件のルポだとばかり思って読んでいると、予想もしなかった奇妙なドラマが別途展開されて驚き。 放埒な妻とその妻を離縁しないまま妻の姉に子を産ませて同居し始める夫。更にはもう一方の…

「愛は静けさの中に」

NHK-BSで4月10日放送。ランダ・ヘインズ監督。1986年。 ボンヤリした話ではあるもののニューイングランドの風景は綺麗。 「Children of a Lesser God」という原題は現代的な基準において問題視されたりはしないのだろうか。

ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」

「読まないまま終わる人生もあったと思うと怖いってぐらい凄かった」という帯を見て、そういえば読んだことがないなと購入。 特に響くものもないけれど、特殊なケースでありながら、成長と老いについての普遍性があるところが古典たる所以か。 ダニエル・キ…

「そして父になる」

NHK-BSで3月12日放送。是枝裕和監督。2013年。 古典的な設定とステレオタイプなキャラクターで製作の意図がよく分からない。タイトルも安直では。 交換を決断するに至るプロセスなどの肝心な部分の描写が足りていないのか、気持ちが動かされる…

「レコード・コレクターズ5月号」

メモ Ahmad Jamal「Count 'Em 88」 Ahmad Jamal「Ahmad Jamal Trio Volume IV」 Ahmad Jamal「Portfolio of Ahmad Jamal」 Ahmad Jamal「Happy Moods」 Ahmad Jamal Trio「At the Pershing, Vol. 2」 Ahmad Jamal Quintet「Listen to the Ahmad Jamal Quinte…

「ペギー・スーの結婚」

NHK-BSで3月14日放送。フランシス・フォード・コッポラ監督。1986年。 キャスリーン・ターナーのおばさんくささが終始かなりの違和感を漂わせており、昏睡状態で見た夢だと考えればそれはそれで良い気はするものの、意図的な演出にも見えず、他…

山本周五郎「青べか物語」

図書館活用。玉袋筋太郎の紹介やイナダシュンスケの言及で興味を持って。 猥雑でカラフルで生々しく、そこはかとなく哀しくて、とても良い。 「おわりに」「三十年後」の雰囲気の変わり方に面食らったものの、あとがきを読んで納得。 山本周五郎が浦安に住ん…

西川恵「ワインと外交」

図書館活用。唐津行の際に読了。 為末大の「会社の人との飲み会は残業だと感じる人は、ぜひ『ワインと外交』を読んでほしい。人間は動物であり、動物は食を共にすることに大きな意味があることがわかります」というポストがきっかけでしたが、そういう本では…

「選択4月号」

ギャングに乗っ取られたハイチ-まるで世紀末「暴力映画」の世界 インドは民主主義国なのか-モディ「宗教過激主義」の暗闇 「麻生・茂木連合」の勝算-裏金政局「政権奪取」への密謀 「六月解散」岸田の大博打-反体勢力との「冷たい攻防戦」 政界スキャン…

丸山健二「水の家族」

三浦しをんの絶賛を目にして購入してあったもの。 曰く「『水の家族』は文章の力のみで、人々の営み、ひとの心に湧き起こるありとあらゆる感情と物思い、この世のうつくしく醜い情景をすべて描ききり、終盤ではついに宇宙規模で魂の解放を実現してみせる。小…

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

NHK-BSで2月7日放送。ジョー・ライト監督。2017年。 原題は「Darkest Hour」。扱うのは首相就任からダンケルクの戦いまで(バトル・オブ・ブリテンはやらない)。有名な下院演説(「我々は海岸で戦う、我々は水際で戦う、我々は野原と街頭で戦う…

「レコード・コレクターズ4月号」

メモ Various Artists「Eccentric Soul: The Capsoul Label」 Various Artists「Memphis Unlimited」 Various Artists「Looking for the Magic: American Power Pop in the Seventies」 Eddie Lebron「Ghetto Records Presents Eddie Lebron」

「選択3月号」

メモ カリブ海で疎まれる「英王室」-連邦王国「離脱予備軍」が続々 欧州を悩ます「親露国家」の広がり-震源ハンガリーの「トランプ願望」 ミャンマー「徴兵制」で沈む軍政-若者離反で一段と窮地に 北朝鮮を蝕む毒素「市場経済」-新興富裕層が体制の不安…

「首」

早稲田松竹で。北野武監督。2023年。 北野武版へうげものというか、戦国版アウトレイジというか。衆道を持ち込んだファニーな歴史解釈ではあるけれど、散漫で「腰抜けるほど面白かったことはない」(伊集院光)のは確か。

松本大洋「Sunny(1)~(6)」

催眠療法士の父(松本東洋)と詩人の母(工藤直子)の子である松本大洋が児童養護施設にいたというのも分かるような分からないような(「そのあたりについて語るのは難しいですね。ただもう僕が気づいたらそこに居たというか、親には親の考えがあったはずだ…

「湯を沸かすほどの熱い愛」

NHK-BSで12月27日放送。中野量太監督。2016年。 演技もシナリオもベチョッと甘くてイージーで個人的な好みからは著しく外れる。 きのこ帝国「愛のゆくえ」は、オールナイトニッポン0のエンディングであのが弾き語りで歌っていて印象に残って…

「レコード・コレクターズ3月号」

メモ 「James Brown: Say It Loud」 www.youtube.com

裏モノJAPAN編集部編「他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え」

図書館活用。紹介記事を読んで。 「酸いも甘いも噛み分けたオッサン130人に聞いた」、「大衆酒場の社会学」、「若かりし自分に教えてやりたい人生の真実」。 処世訓としてはさほど響くものはなかったけれど、「嫁をセックスの喜びに目覚めさせるな」、「…

松本大洋「竹光侍(1)~(8)」

画もストーリーも魅力的。原作は永福一成。松本大洋の大学の後輩にして僧侶という人のよう。 もうちょっとコンパクトにまとめた方が収まりがよかったかも。長く手元において何周も読み返すような感じはしない。 あとは「Sunny」を読みたい。

「選択2月号」

メモ トランプ再登板を願う米経済界-株式市場は早や「過熱」の様相 金正恩が策謀する「岸田籠絡」-拉致問題「首脳外交」の甘い誘惑 二階派改め「武田派」への暗闘-“派閥解散”で「自民党乱世」の幕開け 「岸田主導」政局の始まり-目指すは七夕「ダブル選…

石ノ森章太郎「日本の歴史(9)蒙古襲来と室町幕府の成立/(10)南北朝動乱と足利義満」

図書館活用。安田登「NHKテキスト100分de名著『太平記』」が面白かったのでおさらい。 出来事を淡々となぞっていくのでかえって大きな流れが掴みにくい。特別に面白いものでもないので敢えて読む必要もなかったかも。 ずいぶんと日蓮がフィーチャー…