2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「武士の一分」

最近とみに露出が多い元ヅカ、檀れいの出世作となれば観てみたい。 予定調和ではありますが、全くもって悪くない。ジュワッときました。 肝心の檀れいは所々で違和感はあるものの概して魅力的。「たそがれ清兵衛」の宮沢りえを観たときもそう思った記憶があ…

Aztec Camera 「High Land, Hard Rain」

プリファブ・スプラウト「スティーブ・マックイーン」が良い感じだったので、調子に乗って購入しましたがこれは失敗。世界のリスナーが本作の何に瞠目したのかチンプンカンプンです。 萩原健太「ポップス・イン・ジャパン」のフリッパーズ・ギターのインタビ…

桂三木助 「NHK落語名人選(13)」

「『芝浜』の三木助」の「芝浜」。 京須偕充によれば「これは時間制限下の放送録音なので三木助の真価を充分に伝えていない」ということになりますが、そうは言っても聴きたいアイテム。 言われてみれば確かに夜明けの芝浜の描写は鮮やかな気がしないでもな…

東海林さだお 「丸かじり劇場メモリアルBOX」

週刊朝日連載「あれも食いたいこれも食いたい」1000回突破記念。気合の金文字。 中身については例によって不変のクオリティ。 「禁じられた遊び−提案編」が真骨頂でしょうか。「カレー魔現る」とか。

「リトル・ミス・サンシャイン」

「フル・モンティ」タイプの佳品ではないかと想像してレンタルしたら実にその通りでした。 と思ったら、佳品どころかアカデミー賞2部門受賞してました。 色弱が判明して落ち込むシーンや桟橋でフランクとプルーストの話をするシーンなど、ドウェインの青臭…

「ディパーテッド」

オリジナルの「インファナル・アフェア」が102分だったのが151分になっている分だけ、スピード感とスリルが減衰している他、シナリオに手痛い改悪が何点かあったように思いますが、特段期待もしていなかったのでまぁこんなものかと。 マーティン・スコ…

マルコムX 「完訳マルコムX自伝(上)(下)」

これも菊池成孔経由。お坊ちゃまマイルス・デイヴィス(1926年生まれ)と好対照なマルコムX(1925年生まれ)の自伝。 マルコムXもまたヘップキャットでリンディホップで踊りまくっていたと。その割にバップ方面に関する記述が薄いのは逮捕(194…

Parliament 「Casablanca Years 1974-1980」

ファンカデリックはウェストバウンド時代からコロンビア時代までコンプリートしているのですが、パーラメントは「マザーシップ・コネクション」と「Pファンク・アース・ツアー」しか持っていないというファンカデリック偏重な状況。 スライの紙ジャケ再発は…

古今亭志ん生 「NHK落語名人選(82)」

引き続き落語CDチャレンジ。NHK落語名人選シリーズを中心にセレクトしていく作戦。 「アタシもくたびれた」で有名な「黄金餅」が入っている(1)を購入したつもりだったのですが、何故か「稽古屋」「後生鰻」「らくだ」「巌流島」が入った(82)が到…

「レコード・コレクターズ12月号」

メモ Aretha Franklin 「Live at Fillmore West (Delux Edition)」 本秀康 「レコスケくん complete edition」

広沢虎造 「清水次郎長伝−秋葉の火祭り(上)(下)」

" title="次郎長伝 秋葉の火祭り " class="asin"> " title="次郎長伝 秋葉の火祭り " class="asin"> どうにもこうにも浪曲が気になってしょうがないので、二代目広沢虎造の代表作「清水次郎長伝」を落語と同時並行でコツコツ行くことにしました。 スタートは…

「選択11月号」

メモ 余剰資金100兆円のアブダビ−「200カ国」の人々が蝟集 トルコと「アルメニア人大虐殺」−なぜ頑強に否定し続けるのか 自信みなぎる欧州合衆国−いまや米国に劣らぬ「独断的行動」 恫喝されて帰ってきた盧武鉉−北の関心は経済問題に集中 国際アジェン…

売払い

伊藤俊治 「裸体の森へ−感情のイコノグラフィー」 長谷川熙 「松岡利勝と『美しい日本』」 韓元彩 「脱北者」 中上健次 「鳥のように獣のように」 檀一雄 「美味放浪記」 藤子不二雄A 「まんが道(1)〜(23)」 藤子不二雄A 「まんが道(14)」

古今亭志ん生 「びんぼう自慢」

「なめくじ艦隊」と何が違うんだという気もしますが、病前/病後ということを意識して読めば、確かにそういう雰囲気はあります。 どちらかというとこちらの方が好みでしょうか。カバー写真(愛用の火鉢)も良い感じ。 雨が降ってきたと思ったら、そうではな…