2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「エレニの旅」

8月27日放送。NHK−BSで放送されたテオ・アンゲロプロス作品もこれでおしまい。2004年。 主人公を通じて振り返る、トルコ軍によるイズミル奪還(1922年)、王政復古(1935年)、第2次世界大戦の勃発(1939年)、内戦の勃発(194…

「永遠と一日」

「霧の中の風景」に続いてテオ・アンゲロプロス。1998年。カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞。NHK−BSで8月26日放送。 現実と幻想、時空が頻繁に切り替わりますが、死期を迎えた詩人の追憶というありがちな設定のためか、特段の違和感なく受…

「霧の中の風景」

「シテール島への船出」に引き続きテオ・アンゲロプロス。1988年。ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。NHK−BSで8月25日放送。 弟アレクサンドロスと姉ヴーラが父親探し(「私だよ」)、とうことはアレクサンドロスはアンゲロプロス自身で、「…

「シテール島への船出」

ギリシャの名匠テオ・アンゲロプロス。1984年。カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞。NHK−BSで昨年8月24日放送。 「シテール島への船出(シテール島への巡礼)」というのはジャン・アントワーヌ・ヴァトーの絵画のタイトル。これにインス…

「レコード・コレクターズ2月号」

メモ Junior Wells & The Aces 「Live in Boston 1966」 Marie Queenie Lyons 「Soul Fever」 Pucho & The Latin Soul Brothers 「Heat! / Jungle Fire」 キダ・タロー 「浪花のモーツアルト〜キダ・タローのほんまにすべて」 Syl Johnson 「Complete Mythol…

「キック・アス」

パルコ系の劇場の無料券があったので久々に劇場。巷で噂の「キック・アス」が上映終了間近だったので駆け込みで鑑賞。 ビッグ・ダディ役のニコラス・ケイジ、主人公キック・アス役のアーロン・ジョンソン、ケイティ役リンジー・フォンセカといった主要所のキ…

「それでも恋するバルセロナ」

1月1日、BSジャパンで放送。CM入りですが、96分の映画を2時間枠で放送したものなのでカットはないものと思われます。2008年。 スカーレット・ヨハンソンに加えてペネロペ・クルスまで使うとは、含羞のなくなった年寄りの妄想が爆発しちゃってい…

トルーマン・カポーティ 「カメレオンのための音楽」

「ディファニーで朝食を」のあとがきで村上春樹に「無理にひねり出されたような不自然さを感じさせる作品」と言われていた本書。1980年。翻訳はなぜか野坂昭如。 文体遍歴について述べた序文に「私は、あえて自らを中央舞台に位置せしめ、ありふれた人と…

「選択1月号」

メモ 「政界再編」の幕上がる−「小沢切り・菅外し」で舞台は整う 「地方政治の劣化」が深刻に−致命的な「人材払底」 中国「金保有二万トン」宣言の衝撃−元の「基軸通貨化」への歩み速める 世界の「産油国勢力図」が一変へ−米国をトップに押し上げる「砂岩」…