2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
柴田元幸「死んでいるかしら」収録の「他人のフンドシ」で「この1年で読んだなかでいちばん面白かった」と紹介していた本。 お高めの値段にもめげず購入してみましたが、とにかく文章がガチガチに固い。原文も相応に衒学的なんだろうとは思うのですが、第?…
近藤史恵「サクリファイス」シリーズを読んでいる時に勢いで購入したもの。 2009年6月にランス・アームストロング「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を読んで感銘を受けた後(「ツール・ド・フランスは単なる自転車レースではない。それは試練だ。ツ…
新聞の書評で見た直後に書店に寄った勢いでフラフラと購入。日本博物学の父、田中芳男(1838−1916)が60年にわたって貼りまくったスクラップ帳から130点をチョイスして簡単な解説を付してカラーで収録したもの。 チョイスや解説に特に感心する…
いまひとつエモーショナリティや粘着性に欠けるような気もしましたが、舞台もがぜん大きくなり、小沢一郎や蓮舫までやっつけたりして、半沢歌舞伎好調です。
少し前から興味があったものの、そのうち文庫化されるような気がして様子見をしていたアイテム。何かのついでについ勢いで購入。 読むのはもう少し先になるかと思っていたのですが、産経新聞の吉田調書報道が実に圧倒的に刺激的(「逃げたと言ったとか言わな…
「知と情−宮澤喜一と竹下登の政治観」読了の勢いのままに御厨貴。 シャローでナイーヴな書生論議に走る松原隆一郎を御厨貴が受け止める構図で、丁々発止で盛り上がるという感じではありません。また、2012年末から2013年頭の対談で、安倍政権の無双…
御厨貴「知の格闘−掟破りの政治学講義」読んだ直後に、次はこれだと興奮しつつ購入したもの。 本人の語った内容と、他人の評した内容の乖離から読み解いていくというアプローチは刺激的で興味深い点も多くあるのですが、期待が高すぎたのか、深度・拡がりと…
メモ ゴトウゆうぞう 「ザ・ベスト・オブ・ゴトウゆうぞう・ブルース・ショウ」 Julio Gutierrez 「Cuban Jam Session /Under the Direction of Julio Gutierrez vol.1&2」 ドナルド・フェイゲン 「ヒップの極意」
NHK−BSプレミアムで8月2日放送。犬童一心/樋口真嗣の共同監督。2012年。 諸々ひどかったですが、エンドロールの趣向は良かったんじゃないでしょうか。
近藤史恵「サクリファイス」シリーズを読んでいる時に、もう少しコンテンポラリーな国内小説をと思って購入してみましたが、もはや10年前の作品なのでコンテンポラリーと言えるかは微妙なところ。 インパクトのある(あった)舞台設定とノスタルジックな雰…
半年ほど前に、地下鉄の中で、うら若い綺麗な女性がファッショナブルな外見に似つかわしくない小難しそうな本を読んでいて、下衆な好奇心から背表紙に目を凝らして確認したのが本書。 いわゆるニューアカの人にカテゴライズされるのでしょうか。「知識と経済…
NHK−BSプレミアムで7月31日放送。森一生監督。1959年。 真城千都世の演技の気持ち悪さ、市川雷蔵のセカンド・レイプの意味不明さなど、引っかかるファクターが多すぎて、乗り切れませんでした。 勝新太郎の美形ぶりには驚きました(本人曰く「番…
メモ 奈落に沈むプーチンのロシア−撃墜事件で見せた「凶悪国家」の本性 「消費税10%」安倍はやらない−財政健全化はまた「先送り」に 政界スキャン(354)−菅義偉が「総理の椅子」を狙う時 招待は「官僚主導」の安倍政治−規制改革「総崩れ」であざ笑う…
NHK−BSプレミアムで8月1日放送。アントワン・フークア監督。2006年。 ボーン・トリロジーを彷彿とさせる序中盤のスピード感とソリッドさが終盤になって失われているのが惜しい。どうも原作の改悪のようで、機会があればスティーヴン・ハンターの…
NHK−BSプレミアムで8月1日放送。ベルトラン・タヴェルニエ監督。1986年。 その昔VHSヴィデオをレンタルして観た時は気づきませんでしたが、ハービー・ハンコックやらウェイン・ショーターやら、出演ミュージシャンがえらく豪華。 リアルな演奏…
NHK−BSプレミアムで7月25日放送。ロブ・マーシャル監督。2009年。 フェデリコ・フェリーニ「8 1/2」をミュージカル化したもの(トニー賞受賞)を更に映画化したもの。 夢かうつつかという境界線の曖昧さが消えて、直裁と言えば直裁ですが、…
盆栽世界編集部編 「入門:小さな樹の盆栽(オール・イラスト解説書)」 みなもと太郎 「風雲児外伝(4)日本任侠史」 松浦弥太郎 「40歳のためのこれから術−幸せな人生をていねいに歩むために」 松浦弥太郎 「松浦弥太郎の仕事術」 松浦弥太郎 「ぼくの…