2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
広沢虎造の清水次郎長伝、第6巻。 前半はおしゃべり熊がペラペラと調子良く久六に状況報告。報告が終わったところから突如として状況が展開。 久六が代官を動かし、次郎長は遁走。長兵衛は捕まった上に牢死、という事実を前半最後で「寺津間之助の家へ次郎…
戦後の落語界の話から一変して、続編は北村銀太郎の来し方語り。 そのため、最初はちょっと拍子抜けしていたのですが、読み進むにつれて可愛らしい好々爺だとばかり思っていた北村銀太郎が牙を剥きます。 とにかくもう道楽者振りが半端ではない。本妻の他に…
(UMD-Video)" title="300 (UMD-Video)" class="asin"> これは劇場で観たい、と思っていたらとっくにレンタル開始してました。 北朝鮮特殊部隊の如き非人道的な訓練を受けた300人の戦闘マシーンが、三国志演義の呂布のように戦場で活躍しまくるという分か…
宮崎吾朗の「ゲド戦記」について情報収集した結果、宮崎駿「シュナの旅」とアーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記(全6冊セット)」を購入して、読後にまだ興味があれば映画も見ることにしました。 まずは宮崎駿「シュナの旅」。軽い気持ちで手に取りまし…
菊地成孔に「つまり、ディスク1の①②、この2曲だけで十分なんです」と言われると「ザ・コンプリート・オン・ザ・コーナー・セッションズ」には手が出し難い(曲目解説見てもあまりそそられません)。 メモ Huey "Piano" Smith 「Having a Good Time」 Huey …
バーボンの語源がブルボン王朝だったとは驚きましたが、ファッツ・ドミノが存命なのにはもっと吃驚しました。 アメリカ独立戦争の際、フランス国王ルイ16世がアメリカ独立派を支援したため、独立後、トーマス・ジェファーソンがブルボン家の名前に因んでケ…
吾妻光良 & ザ・スウィンギン・バッパーズはファースト「スウィング・バック・ウィズ・ザ・スウィンギン・バッパーズ」を購入すればコンプリートではないかと気付いたものの、オリジナル曲が1曲も収録されていないとなると中々手を出し辛い。 ならばとワイ…
広沢虎造の清水次郎長伝、第5巻。 本巻も「旅行けば駿河の路に茶の香り」からスタート。冒頭にていきなりお蝶死去。 既出の保下田の久六と次郎長の経緯を石松がもう一度語るところで軽く中弛み。 次郎長が300両貸した後のエピソードにしても、せっかく初…
ラジオ・スター三遊亭金馬。十八番の「居酒屋」、「紀州」、「目黒のさんま」がまとめて聴けるお得な第6巻。 「言い違いが少なくてことばの粒立ちがよくて、しかも思い切ってやり、球に伸びがあったのは、先年死んだ三代目の金馬さんでしょう。これはやはり…
何となく落語関連の書籍を読むのが止め難く、書店で見かけて購入。「古典落語CDの名盤」の京須偕充が語る「圓生百席」録音の思い出。 出口一雄が昼日中から酒を飲みながら「三遊亭は、これだ」と言った時の、拳を突き出す仕草が何の符牒なのか良く分かりま…
藤子不二雄A「愛・・・しりそめし頃に・・・(1)〜(8)」 本秀康「レコスケくん」 本秀康「楽しい人生」 レコード・コレクターズ増刊「無人島レコード2」 CDジャーナル・ムック「レコジャケジャンキー!」 東海林さだお「丸かじり劇場メモリアルBO…
殆ど既読ではありますが「買わなしゃーない」コンプリート・エディション。 「ジャケなしミュージックってどうなのよ!?の巻」「恐怖のネット・オークションの巻」「音楽の行方」「ディス・タウン」「イギリスの何処かの巻」が未読でした。 これでやっと「…
メモ 「反ブッシュ」に踏み込めない米国民−大統領選「低調」の理由 曲がり角のイラク「抵抗勢力」−回復不能に陥った「アルカイーダ」 インド洋上の悩みの種「ソマリア海賊」−自国船舶を守れない日本 米国務省「外交機能不全」の窮状−スタッフ不足で中東構想…
広沢虎造の清水次郎長伝、第4巻。 石松と勝五郎が保下田の久六に助けを求めに行く〜久六、次郎長に恩義があるにも関わらずけんもほろろに断る〜石松激怒〜傍らで聞いていた深見村の長兵ヱが助けを申し出る〜勝五郎と石松、落涙、というあらすじ。 勝五郎「…
「『野ざらし』の柳好」の「野ざらし」。 北村銀太郎に「『梅は咲いたか』の出囃子が鳴ると、もう客席がザワザワしてくるのがわかる。で、高座に姿をあらわすと、『野ざらし!』って声がかかる。何度聞いてもまたおもしろい。客が『野ざらし』でなきゃすまな…
メアリー・ウィルソンの自伝の生臭さとブロードウェイ・ミュージカルの華やかさの混合が醸し出す微妙な雰囲気を、上手過ぎるおデブちゃんジェニファー・ハドソンの超絶熱唱が吹き飛ばすという、ある種怪作。 「永遠のモータウン」に続きモータウンの在り方が…
広沢虎造の清水次郎長伝、第3巻。 いきなり出ました「旅行けば駿河の路に茶の香り」。これぞ浪曲といった趣き。 遠州森の石松もここから登場。静岡県森町に所縁があるから「森の」石松でしたか。 あらすじとしては、秋葉の火祭りの敵討ちのほとぼりを冷ます…