2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スチャダラパー「大余談」

年始に書店で見かけて、気軽に読めるものをと思って購入したものの、忙しすぎて全然読めなかった。 めちゃくちゃ内輪の雑談が一番面白く(電気グルーヴ、井上三太、川辺ヒロシ、藤原ヒロシ)、次に他流試合(五味太郎、都築響一)。尊敬する先達等、程々の距…

「ウォール街」

NHK-BSプレミアムで1月11日放送。オリバー・ストーン監督。1987年。 金融資本主義批判のつもりが、ゴードン・ゲッコーの振り切れたキャラクターが格好良すぎたというバランス崩壊作品。 マーティンとチャーリー・シーンの父子共演。「地獄の黙…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 2: BOOGIE WOOGIE WALTZ」

待ちに待った大友克洋全集。 初期作品はアメリカン・ニューシネマの強い影響と言われることが多いですが、本人曰く「マンガというよりなんかATGのアート作品みたいな方向」「特に影響されたのは今村昌平の『豚と軍艦』で、この頃の作品にチンピラとかやく…

Various Artists「なにもかも飽きてしまった レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編05」

シリーズ1作目でハッときて、2~4作目にかけて少しずつ関心を失いつつありましたが、最終作がまた良い感じ。曰く「何も考えていない人たちによる肩の凝らない音楽。何もかも飽きてしまった音楽愛好家には、格好の箸休め。軽い音楽とお笑いの時間」。 選曲…

岩明均「寄生獣<完全版>(1)~(8)」

絵柄が苦手でスルーしてきた作品にふと思いついて古本でチャレンジ。 傑作との誉れ高いですがあまり感心しなかった。メッセージ性も浅薄。

「レコード・コレクターズ4月号」

メモ Various Artists「The Birth of Funk: Low Down and Dirty」

「選択3月号」

メモ プーチン「密室会議」が生む恐怖-ウクライナ暴挙の「四悪人」 日台関係を揺るがす「TPP問題」-岸田政権は蔡英文を見捨てるのか 国家安全保障局の「機能不全」-発足8年で「無用の長物」に 岸田「媚ロシア外交」の国恥-米欧の逆を行く「軟弱路線…

土田世紀「未成年<愛蔵版>」

松本大洋のバイブル。「ぼくはツッチーの『未成年』に影響を受けて、『青い春』を描いたりしました」とのことですが、「青い春」(1993年)だけではなく、古泉智浩「ジンバルロック」(1998年~)も想起しました。田舎のヤンキーの無為な青春。空回…

村上春樹「猫を棄てる-父親について語るとき」

図書館活用。興味深い家族史ではあるものの、何だかよく分からない読後感。 捨てられた猫と口減らしで奈良の寺に出された父の反復構造など、明け透けで冴えない。