ＢＳテレ東で５月１８日放送。山田洋次監督。１９８２年。シリーズ第３０作。 再見。恋愛指南役パターンでカッ飛ばした中期の大ヒット。 冒頭の夢、ヒロインは登場しないが沢田研二が登場。珍しい。 田中裕子の破壊的な可愛さ。久々に見るとベタついたところ…

全てが良いけれど特に表題作が傑作。「好きな本を／一生持ってるのもいいもんだと／俺は／思うがな」からのラスト「いつでも来てくれたまえ、メーゾン・ラフィットへ」の瑞々しさ。 高野文子はもうちょと読み進めたい。

ＢＳテレ東で５月１１日放送。山田洋次監督。１９８２年。シリーズ第２９作。 冒頭の夢（落語「抜け雀」の捻りのないコピー）の後に目覚めのシーンがなく、夢かどうかも分からないままタイトル、そしてタイトルロールに津嘉山正種のコントなし（代わりに本編…

小西康陽「わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム１９９２－２０１９」に短編「When I'm 60」が収録されていた西村ツチカ。小西康陽は「まっさきに話したアイデアは西村ツチカさんのマンガを掲載したい、というもの」「とんでもない才能の持ち主」と大絶賛…

メモ Soulful Strings「Paint it Black／Groovin' with the Soulful Strings」 Jerry Murad's Harmonicats「Greatest Hits」

漫画も一度読み始めると芋蔓式。勢いで前々から気になっていた本作も。 構成と描写が緻密。それだけに、２００３年にまずは「夕凪の街」を掲載、反響を受けて翌２００４年に続編「桜の国（一）」を掲載した後、描き下ろしの「桜の国（二）」を加えて単行本化…

ＮＨＫ－ＢＳプレミアムで５月６日放送。エリック・トレダノ／オリヴィエ・ナカシュ監督。２０１１年。 「釣りバカ日誌」の類型。退屈しないまでもフランス映画という以外には特段の印象が残らない。ＥＷ＆Ｆというチョイスも感心しない

メモ 米特殊部隊が難渋する「アフリカ」－テロ組織と「中露」との暗闘で忙殺 ドイツ経済は「難民」が推進力に－いまや人手不足解消の「救世主」 阿部官邸と馴れ合う「大メディア」－「日和見報道」が支える長期政権 自民党「同日選シナリオ」の狡猾－衆参「…

ＢＳテレ東で５月４日放送。山田洋次監督。１９８１年。シリーズ第２８作。 前作に続いてオープニングの夢にダブルヒロイン登場（第２７作と第２８作（と第３３作）のみのよう）。オチなし。 地味な音無美紀子と派手な岸本加代子の対比というベタな狙いが効…

本秀康９年振りの新作「あげものブルース」を買おうか迷っていたのですが、ウェブでいくつか読んだところである程度満足してしまいました。 そこでなんとなく目についた本作を入手してみたのですが、どうやら「ツノ病」「ラッキーボギー」に続くツノ３部作の…

「レコード・コレクターズ」のレヴューによると「言わずと知れたアフロ・キューバンの名作５タイトル」「いままで何度も再発されてきた名盤」。第１集と第２集を１枚に収録したＣＤは持っていましたが、「紙ジャケで、くわしい解説と参加ミュージシャンを紹…

メモ 原田和典「コテコテ・サウンド・マシーン－masterpieces of jazz groove, funk and soul」 Various Artists「マンボの祝祭＋マンボの散歩（改訂版）」

「これは恋ではない 小西康陽のコラム１９８４－１９９６」、「僕は散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム１９９３－２００８」に続く小西康陽のヴァラエティブック。一も二もなく購入。 表紙写真は小西康陽夫人・長谷部千彩。「素晴らしいアイデア 小西…

もうひとつ古泉智浩。「ジンバルロック」に続く第２作（２０００年）。近年の作品と比べると画がかなり雑で読みづらい。 出色は「ラヴァーズ・セックス」。「つき合っていた女の子が友達と浮気していて、現実は変な落とし前の付け方をしてしまい、どうした正…

「自分が描こうと思った以上のものが描け、描き直したい部分があるとしたら、カウパーのあだなの由来くらい」と著者本人も認める代表作「チェリーボーイズ」。 「このご時勢に性犯罪をテーマに」するのは「今のリテラシー的にどぎつい」ところもあり、「過去…

ＢＳテレ東で４月２０日放送。山田洋次監督。１９８１年。シリーズ第２７作。 冒頭の夢シーンからヒロインが登場するパターンは他にもあったでしょうか。タコ役のタコ社長が可愛い。 前半のタコ社長捜索のアリア（「ドボーンとそのまま俺ぁな・・・そうなっ…

引き続き古泉智浩。「セックスにはもう飽きた」は「ピンクニップル」収録の「こころ」第７話「オナニー好きの女」とほぼ同じ話。前者は「少年文芸」第２号（２００６年）掲載、後者は「ウォーＡ組」（２００４年）掲載。２００４年に「エロマンガ雑誌」で使…

ＢＳテレ東で４月１３日放送。山田洋次監督。１９８０年。シリーズ第２６作。 色恋成分皆無の安全運転が物足りなくもありますが、北海道弁の伊藤蘭が意外なほどにチャーミング。 「頼んで芸者の子に産んでもらったわけじゃねえ」と校長を殴って中学を退学に…