2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハンニバル・ライジング」

原作とはまた趣は異なりますが、駄目な原作から傑作は生まれないのは当然の理。 紫夫人はどうかと思いましたが、レディ・ムラサキと言っても駄目なものは駄目なのと同じ。 諸々省略している分、原作より繋がりが分かり難くて質が悪いかもしれない。 本編とは…

アーシュラ・K・ル=グウィン 「ゲド戦記別巻−ゲド戦記外伝」

ゲド戦記もついに最後の「ゲド戦記外伝」。発表時期は第5作「アースシーの風」より前だったりするようですが。 思いがけなく青年期のオジオンが語られる「地の骨」が、オジオンのオジオンたる所以という感じで良かった。 各短編が程良く本編を補足していて…

高島俊男 「本が好き、悪口言うのはもっと好き」

入浴時読書用として高島俊男の「お言葉ですが」シリーズを読もうと思ったのですが、その前に本書を。 実際に入浴時にコツコツと読んでいた前半は殆ど記憶にありませんが、旅行時に読んだ後半だと「ネアカ李白とネクラ杜甫」、「おれはひとりの修羅なのだ(江…

「グラインドハウス・コンプリートBOX」

良い仕事ともっぱらの評判のコンプリートBOXだったので、「初回限定生産」の言葉に踊らされて購入しましたが、忙しくて観るのが遅くなりました(観るのであれば立て続けに観たい)。 グラインドハウスというコンセプトにより忠実だった「プラネット・テラ…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ The Wooden Glass featuring Billy Wooten 「Live」 Various Artists 「Nigeria Rock Special」 Various Artists 「Nigeria Disco Funk Special」 Dennis Willson 「Pacific Ocean Blue(Lagecy Edition)」 Various Artists 「戦前ブルースのすべて大…

村上春樹・吉本由美・都築響一 「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」

[rakuten:book:11315280:image] 単行本発売時に名古屋の章だけ読んだ記憶はあったのですが、文庫の値段ならばと購入。 3人それぞれの短い文章が混在しているので、読んでいてやや煩わしい気もしますが、まぁ所詮は企画物。 読み物として面白かったのは断然…

売払い

立川直樹・森永博志 「続シャングリラの予言」 トマス・ハリス 「ハンニバル・ライジング(上)(下)」 高島俊男 「しくじった皇帝たち」 田口トモロヲ・みうらじゅん 「ブロンソンならこう言うね」 宮崎駿 「シュナの旅」 久住昌之・谷口ジロー 「孤独のグ…

「選択6月号」

メモ マケインは弱くない−これからテストされるオバマ 欧州に「食うに事欠く」新貧困層−ユーロ体制「破綻」の予兆か EUはなぜ「火中の栗」を拾うのか−バルカン諸国の加盟を急ぐ理由 岐路に立つグルジア「親米欧路線」−ロシアの「離反阻止」をどうかわすか …

手塚治虫 「陽だまりの樹(1)〜(8)」

「ブッダ」、「きりひと讃歌」に続いて「陽だまりの樹」。 読み始めて直ぐに、昔一度読んでいることに気がつきました。 みなもと太郎「風雲児たち」が気になっています。

「ミュージック・マガジン6月号」

メモ 忌野清志郎 「完全復活祭・日本武道館」 マンボラマTokyo 「LATIN DANCE MANIA〜米国ラテン音楽ディスク・ガイド50’〜80’」