2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Various Artists 「Quatro Grandes do Samba(サンバの巨匠たち)」

引き続きサンバのド名盤とされる「サンバの巨匠たち」。 「すばらしきサンバの仲間たち」が10人の名人がそれぞれの持ち歌を披露していたのに対し、こちらは4人の巨匠の競演。メンバーで被っているのはネルソン・カバキーニョだけ。 10人10曲より4人…

トマス・ハリス 「レッド・ドラゴン 決定版(上)(下)」

レクター博士シリーズは映画「羊たちの沈黙」と映画「ハンニバル」は一応見たけど、という程度だったのですが。 先日テレビ放映されていた映画「レッド・ドラゴン」をチラっと観かけて、シリーズ第1作を観ていないからピンと来なかったのではないかという気…

Various Artists 「Encontro com a Velha Guarda(すばらしきサンバの仲間たち)」

クラシックと並ぶ今年の当初想定主戦場たるラテン。漠然と、サルサ程エグくなくて、でもボサノヴァ程洗練されてなくて、といった感じのものが欲しいのですが、素人なのでどの辺りがツボにはまるのか手探り状態。 ロス・ロボス「ピストルと心」とかコンパイ・…

池田理代子 「ベルサイユのばら」

ドビュッシーを聴きながらフランスものが読みたいなと。こういう機会に長年放置しているバタイユやらマンディアルグやらを読めば良いのでしょうがどうにもこうにもその気になれず。 安達正勝「死刑執行人サンソン−国王ルイ16世の首を刎ねた男」を読んだ際…

Claudio Arrau 「Debussy: Preludes Book II, Images Book II」

引き続きドビュッシー、前奏曲集第2巻。青柳いづみこが激賞していたクラウディオ・アラウにしてみましたが、アラウのドビュッシーというのはそれ程ポピュラーな選択ではなかったようです。 あぁ軟らかい、というのはアラウの印象としてあながち間違ってはい…

レコード・コレクターズ 11月号

チェックリスト。 Various Artists 「Return to Orange Street - 14 Roots Rock Reggae Classics」 Various Artists 「Good God! A Gospel Funk Hymnal」 Marvin Gaye 「What's Going On - The Life & Death of Marvin Gaye」 吾妻光良 & The Swinging Boppe…

売払い

村上春樹・安西水丸 「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」 D・ガーディナー、K・S・ウォーカー編 「レイモンド・チャンドラー語る」 ルドヴィグ・ヘルツベリ編 「映画監督ジム・ジャームッシュの歴史」 石原真弓 「英語で日記を書いてみる」 古賀純一…

「トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男」

何というんでしょうか、天才特有の曇りの無いハッピーな人柄で、奇跡的なほど充実したハッピーな人生を送った人のドキュメンタリーなので影が無いというか。 ドキュメンタリー作品としても構成が甘いと思います。焦点ボケっ放し。 それでも自分の思いをアー…

Anatoly Vedernikov 「Debussy: Preludes Book I, Suite Bergamasque」

最近ジャズ方面のCDを集中的に買っていましたが、当初の想定では今年はクラシックとラテンの年にしようという目論見だったことを思い出しました。 何時ぞやNHK「スーパー・ピアノ・レッスン」でミシェル・ベロフが「亜麻色の髪の乙女」をレッスンしてい…

安達正勝 「死刑執行人サンソン−国王ルイ16世の首を刎ねた男」

これも何故に購入したのか記憶が定かでない。死刑執行人シャルル−アンリ・サンソンを軸に見るフランス革命のアザー・サイド。 初代シャルル・サンソンが死刑執行人になるに至るストーリーと死刑執行人を取り巻く社会的環境がやたらと面白くて一気に引き込ま…

Charlie Parker 「Complete Charlie Parker on Dial」

モダン・ジャズには適性が無いという揺るぎない確信が依然としてあるのですが、ここまで菊地成孔の著作を繰り返し読むのであればチャーリー・パーカーのダイアル音源ぐらいは持っていても良いのではないかと。 ディキシーランド・ジャズ10枚組以来プレ・バ…

「リンダリンダリンダ」

オフビートなのではなくて単にテンポ悪いとしか感じられずイラっとしましたが、ペ・ドゥナはじめ4人のキャスティングが良いのと、学園祭の雰囲気がリアルなのとで何とか最後まで観られました。 屋上漫画喫茶のハスキーボイスの人と指骨折のギタリストが不自…

「ステップ!ステップ!ステップ!」

もう子供達が可愛くて可愛くて涙腺緩みっ放し。教師が泣く場面で更に涙腺緩みっ放し。 良くできた作品かと言われると微妙な気もしますが、すんごいチャーミングなドキュメンタリー。

Albert King 「Live in Sweden」

「ハイテック・ソウル」は置いてくれないのかしら、と思いながら先週のフレディー・キングに続き今週はアルバート・キングをレンタル。1980年のスウェーデン公演。 一発目の「悪い星の下に」から声は出ていないし、ギターはトーンもヴォリュームも安定し…

選択 10月号

メモ 「新幹事長」中川秀直の実力−閣僚経験は一回と三ヶ月だけ 安部晋三の「もう一人の祖父」 日本会議−安部の知られざる基盤−中核は宗教原理主義者 豊田章一郎の憂うつ−トヨタの落日は始まったのか みずほが「ロシア進出」で先頭に−「棚ボタ権益」に外務省…

岡倉古志郎 「死の商人」

いつ何故に購入したのか全く記憶にないなぁと思いながらパラパラと読了。 あとがきにあるとおり、死の商人の列伝として、ピカレスク・ロマンみたいに軽く読めるのが良かったと言えば良かった。 と軽く読み終わろうと思ったら1999年の復刻版へのあとがき…

「マルホランド・ドライブ」

デビッド・リンチは苦手なんだけど「マルホランド・ドライブ」は凄いらしいということで長いこと足踏みしていたのですが、この度思い切ってチャレンジ。 意外なことに「ぅわ何コレ何コレ何コレ〜」という感じで完全にブっ飛ばされてしまいました(繰り返して…