- 引き続きドビュッシー、前奏曲集第2巻。青柳いづみこが激賞していたクラウディオ・アラウにしてみましたが、アラウのドビュッシーというのはそれ程ポピュラーな選択ではなかったようです。
- あぁ軟らかい、というのはアラウの印象としてあながち間違ってはいないようですが、ヴェデルニコフとの比較という面も大きいのかもしれません。良く分からない。
- 良く分からないなりに聴き比べてみてもヴェデルニコフの個性が際立つばかりでアラウの特徴が益々分からなくなります。この地味さが特徴、ということで良いのでしょうか。
- 第1巻第12曲「ミンストレルズ」に引き続き米国ブラックカルチャーとの接触例として第2巻第6曲「風変わりなラヴィーヌ将軍」も「ケイクウォークのスタイルと動きで」という発想記号。この手の例で有名なのは「子供の領分」第6曲「ゴリウォーグのケークウォーク」や「小さな黒人(ケイクウォーク)」らしいですが。
- もう1点聴くと3点で面的な広がりが出てくるのですが、次はフランス人の演奏にしようか本命ミケランジェリにしようか(それとも別にしようか)検討中。