真造圭伍「台風の日」

台風の日 (ビッグコミックススペシャル)

  • 真造圭伍の初期短編集。
  • 発表順としては、「なんきん」(2008年)、「Fellowship」(2008年)、「兄らしく」(2008年)、<森山中教習所>、「台風の日」(2011年)、「お部屋さがし」(2011年)、「ビール獣」(2011年)、「スワン」(2012年)、<ぼくらのフンカ祭>という順番。
    タッチの変遷はあれども絵は終始しっかりしていて「エイリアンブラザーズ」での違和感は一体何だったのか。読み物としての面白さは微妙な若書き感。
  • 「お部屋さがし」はミソジニーなのかなんなのか、とんでもなくイヤな雰囲気。

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 (字幕版)

  • NHK-BSプレミアムで6月8日放送。    スティーヴン・スピルバーグ監督。2017年。
  • 責任ある立場で判断を下すことの重さに焦点をあてている点に面白味はあるものの、決断にいたる流れがいまひとつで消化不良な感じ。
  • ベン・ブラッドリーのアクのある感じは「大統領の陰謀」のジェイソン・ロバーズの方が合っているのでは。
  • デイヴィッド・ハルバースタム「ベスト&ブライテスト」のあとがき(著者ノート)に、「ダニエル・エルズバーグは『ペンタゴン・ペーパーズ』が公表されるはるか以前に、貴重な時間を割いて、1964年から65年にかけての決定的な段階における内情について貴重な情報を提供してくれた」「『エルズバーグ事件』の証人として大陪審から召喚され、記者としての権利を傷つけられた」といった記述あり。

水木しげる「水木しげる漫画大全集083:東西奇ッ怪紳士録」

東西奇ッ怪紳士録[全] 水木しげる漫画大全集 (コミッククリエイトコミック)

  • 図書館活用。
  • 二笑亭の他、シュヴァルの理想宮も取り上げていますが、水木しげる本人の普請道楽を反映しているのか。
  • 「南の超人」「性貴族」川俣さんのモデルは川畑静という人。「カリムレッグ」のエピソードも珍無類。
  • 5話にわたって描かれる平賀源内が白眉。「風雲児たち」よりもリアルで立体的な人物像が浮かび上がる。
  • スヴェーデンボリや安倍晴明を取り上げた「神秘家列伝」も面白そう。

ブリス・ポルトラーノ「NO SIGNAL-街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方」

NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方

  • 図書館活用。毎日新聞の紹介記事がきっかけ。
  • 退行的・逃避的・ヒッピー的な面はなんだかなぁという感じがしないではないものの、アラスカで牡蠣の養殖をするジェリー、ノルウェー灯台守エレナの環境にはどうにもこうにも憧れる。
  • 山よりも海、暑いところよりも寒いところが好きなのかもしれない(熱帯・亜熱帯の事例がないのはどうしてだろう)。あるいは都会でしっかりと職業についていた人が静寂と孤独を求めたというところが好きなのかも。

Various Artists「ラブバラッドじゃ踊れない レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編08」

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  • シリーズ8作目。DJ TAGO!監修。
  • ロックンロール集というコンピレーションのコンセプトも、パルプ・アートとパチモンメンコを集めたブックレット(読物が少ないのは極めて残念)も関心の範疇のはるか外。
  • 「次号は2022年10月28日発売!『お茶とお菓子と音楽と』」とのこと。

「ヒトラー ~最期の12日間~」

ヒトラー ~最期の12日間~ (字幕版)