2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

手塚治虫 「手塚治虫マンガ音楽館」

ちくま文庫にこんなシリーズがあったんだ、と何となく購入。 本人による短い文章を読んでもクラシックが大好きだったことが良く分かりますが。 まぁ何と言えば良いのか。珍品集?。

「ディア・ハンター」

何となく敬遠していたのですが、有名なロシアン・ルーレットのシーンを観ておくかと挑戦(何せ183分)したものの、やっぱり合いませんでした。冗長。 とはいえクリストファー・ウォーケンはハマり過ぎで素晴らしい。というかこの役がウォーケンのキャリア…

「Mr.&Mrs.スミス」

アンジェリーナ・ジョリーの容姿がツボすぎて明らかに詰まらなそうな映画でもフラフラとレンタルしてしまう病気は完治したと思っていたのですが。 このジャケットは反則。これはいけません。少年の夢。準新作になるまで待てただけで良しとしましょう。 本編…

スティーリー・ダン 「彩(エイジャ)」

音楽的な紐解きについては残念ながら素養が無いので「ぅお!これが秘訣か!」という程面白がることができませんでした。「あぁそうだったの」ぐらいな感興。 となると映像的に惹かれてしまうのはマッチョな肉体派。チャック・レイニー素敵!バーナード・パー…

村上龍 「2 days 4 girls」

ハードカバーの時は確か「2日間で4人の女とセックスする方法」という無意味にエキセントリックな副題がついてましたが。 表面的な内容は相変わらず「そんなんで釣られるお前らには無理!」という感じなので外したのかもしれません。正解だと思います。 S…

レコード・コレクターズ 7月号

ブライアン・ジョーンズ〜伝記映画「ストーンズから消えた男」公開直前予習スペシャルを掲載する来月号が出る頃には、キース・リチャーズも消えちゃってるかもしれないというお話。

「ダ・ヴィンチ・コード」

前売り券があったので久々に劇場。 初めて観る映画なのに、原作読んでないのに、「またかよ」と思わずにいられないという本末転倒。情報化社会とは難しいものです。妙な開放感を感じています。 この開放感に比べれば、あれストーリー辻褄あってる?とか謎解…

立花隆 「解読『地獄の黙示録』」

「地獄の黙示録」を始めて観た時のことは鮮明に覚えています。 何の予備知識も無しにNHKの放送で観て、「コレ何!?コレ何!?」と興奮してプルプルしてました。 どれぐらい興奮したかというと「ハート・オブ・ダークネス」を劇場まで観に行ったくらいで…

Various Artists 「Studio One Soul 2」

ヌルい姿勢で買い続けるコンピレーション。シリーズ前作は最高でした。何のためらいもなく購入してしまいましたが。 随分ブルージーで渋い曲が続きます。続いたら駄目だという訳ではないのですが、ザッと聴いただけではネタがサッパリ分かりません。 ライナ…

河口俊彦 「大山康晴の晩節」

ファンタジスタ升田に対するカテナチオ大山。まさに怪物。 升田幸三の自分史語りは「うはは」と楽しくなりますが、元プロ棋士が語る大山康晴は「ううむ」と唸りっぱなし。どちらも最高なんですが。 これだけ大きな存在だとプロレスも顔負けの傑作アングルが…

ユリイカ 特集 菊地成孔 正装の、あるいは裸の

PELISSEの速報をチェックするのが最近の楽しみです。 個人的には「EV.Café」の坂本龍一以来のインパクト。やたら知的で話が面白い。

ポール・オースター 「リヴァイアサン」

昔ニューヨーク3部作等に興奮して鼻息も荒くハードカバーで購入したのに放置。とっくに文庫化されているという。 こういうのもオースター的と言えるんじゃないですか(言えない)。 という訳ですっかり他の作品の内容を忘れてしまっているのですが、雰囲気…

選択 6月号

メモ ポーランドに注目の政治家登場−シコルスキ新国防相の豪腕響き渡る 米「偽ドル制裁」の斬れ味−金正日はなぜ震え上がったか 米露は「冷たい平和」の関係に−あり得ない決定的対立 平壌に俄かな「消費景気」−中国による「経済植民地化」の始まり 非鉄メジャ…

Chic 「C'est Chic」

ポイズン買おうかどうしようか迷っている間に閃きました、そうだシックを買おうと。「ブラック・マシン・ミュージック」もディスコから始まりますし。 「おしゃれフリーク」と「アット・ラスト・アイ・アム・フリー」が入っているセカンドを。 こういうオリ…

赤瀬川原平 「反芸術アンパン」

ハプニング、ネオダダに向かう衝動みたいなものが今ひとつストレートに伝わってこないというか。歯切れの悪い物言いに複雑な思いが伺われます。 むしろ利根川光人のブリューゲル〜鯨油の絵具の短い回想の方が「絵が描きたい」という衝動が伝わってきてジンと…

Various Artists 「From Spirituals To Swing: 1938 & 1939 Carnegie Hall Concerts」

アルフレッド・ライオンに天啓を与えた歴史的コンサート。「東京大学のアルバート・アイラー」、映画「ピアノ・ブルース」のミード・ルクス・ルイスの合わせ技1本で購入。 ブックレットの情報が豊富かつ正確を期しているのが実に泣けます。当たり前の事なん…

庄司薫 「ぼくの大好きな青髭」

庄司薫4部作完結編。 前3作が1969年〜1970年に発表されたのに対し、本作は1975年連載開始。舞台は引き続き1969年。 前作までとは打って変わってビターな展開がむしろ心地良いです。 4部作中では映画化されなかった「さよなら怪傑黒頭巾」…