2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

みなもと太郎 「風雲戦国伝−風雲児たち外伝」

コミック・マーケットで発売されてきた「風雲児外伝」に手を出すまでのガッツはなく、いつかまとめて大手から発売される日を心待ちにしていたのですが、ここにきてオフィシャルな外伝がPHP社から発売。 短い話が多く、線が繋がっていく「風雲児たち」本編…

子母澤寛 「味覚極楽」

いつ買ったんだったか忘れてしまいましたが、確か伊丹十三が海外渡航に必ず携行する本として紹介していたような記憶があります。昭和最初期の著名人32人による味覚談義。 紙面に連載されたのが昭和2年、回想を付記したのが昭和30年頃で、今では存在しな…

藤子不二雄A 「藤子不二雄Aのブラックユーモア」

藤子不二雄A画業60周年記念。全集とミュージアムで藤子・F・不二雄が巷を席捲していますが、久々に安孫子素雄的なものを欲しました。 「黒イせぇるすまん」1968〜1971年の短編21本と喪黒福造誕生秘話「わが名はモグロ・・・喪黒福造」を収録(…

藤子・F・不二雄 「大長編ドラえもん(7)のび太と鉄人兵団」

書店で平積みされていた瀬名秀明「小説版・のび太と鉄人兵団」の帯に「世代をこえて愛される不朽の名作」と書いてあったのが妙に気になり、原作を探してみたところ、藤子・F・不二雄大全集には現段階では未収録のようなので、てんとう虫コミックス版を購入…

青柳いづみこ 「ドビュッシー−想念のエクトプラズム」

エッセイ「モノ書きピアニストはお尻が痛い」に続いて青柳いづみこの本格的著作。 博士論文がベースということで、苦戦することを覚悟して読み始めましたが、文学者との関係性を中心に展開されるトリヴィアルな内容は予想以上の面白さ。 ただし、当然のよう…

アレハンドロ・ホドロフスキー/メビウス 「アンカル」

メビウスの代表的な作品は邦訳では入手困難と思っていましたが、店頭で本作を発見。たまにはリアル店舗にも行ってみるものです。国書刊行会のBDコレクション(パスカル・ラバテ「イビクス−ネヴゾーロフの数奇な運命」、クリストフ・シャブテ「ひとりぼっち…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ Bob Marley & the Wailers 「Live Forever -September 23, 19」 Various Artists 「Ragtime Crazy -The Best of Ragtime Blues Guitar」 James Brown 「The Singles 1975-1979」

Percy Faith 「My Love」

小西康陽「マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。」からのチョイス。もうこれが最後かもしれない。「さらに70年代に入ってからは、より複雑かつ洗練された和声やリズムを持つ作品を取り上げ、耳への贅沢としか表現出来…

徳岡晃一郎 「人事異動」

本年度より人事部門に異動。全くの想定外の事態で、泥縄式に勉強するために購入。 「まえがき」にある「人事異動に伴う複雑な感情」の列挙には思うところは皆一緒なんだなととても感じ入るものがあったのですが、具体的なソリューションに関しては全然ピンと…

Various Artists 「Top Gun (soundtrack) -special expanded edition」

「フットルース」を観ていたら、ケニー・ロギンス繋がりで「デンジャー・ゾーン」が無性に聴きたくなって購入。 あのシンプルなリフはともかく、あのイントロは短いながらもフックが効いていて、他に類のない格好良さです。 全曲懐かしくてニヤニヤしながら…

「若者のすべて」

NHK−BSで1月8日放送。ルキノ・ヴィスコンティ監督。1960年。 「若者のすべて」という邦題は、微妙に意味不明でこなれていない感じですが、絶妙な雰囲気があります(原題は「ロッコとその兄弟たち」)。 ヴィスコンティ作品は初体験ですが、淀川長…

伊藤一彦編 「若山牧水歌集」

「白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」という名歌の存在は知っていたのですが、書店で手に取った伊藤一彦/堺雅人「ぼく、牧水!歌人に学ぶ『まろび』の美学」で知った「けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く」とい…

「フットルース」

NHK−BSで4月15日放送。1984年。ハーバート・ロス監督。 全篇なんだか小っ恥ずかしくて半笑いになってしまいます。ケヴィン・ベーコンもクリス・ペンも若く、サラ・ジェシカ・パーカーは冴えない感じ(クリス・ペンは2006年に亡くなっていま…

いましろたかし 「グチ文学−気に病む」

「釣れんボーイ」は初読以降ジワジワと味わいが深まってきて、今ではすっかりフェイヴァリットに。軽く読めそうなエッセイを渉猟していて三谷幸喜「三谷幸喜のありふれた生活」と一緒に購入。 「釣れんボーイ」の連載が1998〜2002年、本エッセイの連…

鳥山明 「ドラゴンボール<完全版>(1)〜(34)」

新年度から環境の変化があり、緊張を緩和するためもあって漫画。 週刊連載作品はこんなものなのかもしれませんが、歴史的名作だと思っていたのでガッカリしました。

三谷幸喜 「三谷幸喜のありふれた生活」

書店で最新刊「三谷幸喜のありふれた生活9−さらば友よ」を見かけて興味を持ったのですが、調べてみたところ既刊分は文庫化されておらず悩みましたが、第1巻のみ試しに購入。 詰まらないということは全くありませんが、タイトルどおりの日常的・常識的な内…

「選択5月号」

メモ ポスト菅は「菅以下」ばかり−恐るべき人材払底ぶり 菅直人はいつまで居座るのか−被災地も「交代」を求め始めた 政界スキャン(315)−菅は歴代首相の最低 「政治主導」に引導渡した霞が関−震災を「奇貨」として 忍び寄る「世界不況」の足音−秋口にも…