- 小西康陽「マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。」からのチョイス。もうこれが最後かもしれない。「さらに70年代に入ってからは、より複雑かつ洗練された和声やリズムを持つ作品を取り上げ、耳への贅沢としか表現出来ないような傑作揃い。その白眉が本作品」とのこと。
- 「聴き物は多いが、シルヴィア『ピロウ・トーク』のカヴァーはヒップホップやR&Bを好む人にこそ薦めたい、まさしく睦言のためのBGM。これがエレヴェイター・ミュージックだと言うのなら、その行く先はもちろん最上階のスウィート・ルーム。『歌のない歌謡曲』に於けるドン・ペリニオン」というのは極上の惹句。
- その「ピロウ・トーク」は確かにクールで格好良かったですが、冒頭にして表題曲「マイ・ラヴ」のちょっとダサい感じが良かったです(オリジナル自体少しダサいところが味のような気もしますが)。