2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

林田球「ドロヘドロ(1)~(23)」

藤本タツキ「チェンソーマン」以前に紙版の1巻を購入して読んでいたものの、全巻いくかどうかしばらく悩んでいたもの。思い切ってゴー。 序盤でほぼ要素は出揃っていて、その後は同じようなところをグルグルグルグル周回、最後は一生懸命説明をつけて幕を引…

「ジャイアンツ」

NHK-BSプレミアムで2月15日放送。ジョージ・スティーヴンス監督。1956年。 クラシカルな叙事詩的映画として壮大に進行するものの、ジェームス・ディーンのオーヴァーな泥酔からのレストランでの喧嘩という終盤の流れはさすがに薄い。 エリザベ…

売払い

坂口尚「石の花(1)~(5)」 林田球「ドロヘドロ(1)」

「女と男のいる舗道」

早稲田松竹で(年明けの「WANDA/ワンダ」は行けなかった)。ジャン=リュック・ゴダール監督。1962年。 「人形浄瑠璃のよう」な「カリーナの代表的傑作」(菊地成孔)。アンナ・カリーナの首の異様な白さ、といったようなことを蓮實重彦が述べてい…

エイドリアン・トミネ「長距離漫画家の孤独」

図書館活用(こんなものまであるのか!)。 とてもスタイリッシュではあるものの、中身は、日本には掃いて捨てるほどある、自意識や不全感に苛まれる類のエッセイ漫画。

「ビューティフル・マインド」

NHK-BSプレミアムで1月16日放送。ロン・ハワード監督。2001年腕にチップ埋め込みとか雑誌に暗号とか諜報活動は怪しい感じを醸し出していたけれど、学生時代のルームメイトから既に幻覚だったのか!というサプライズが全てという感じ。 ラッセル…

「ゲンロン13」

シンギュラリティ民主主義の危険性とルソーの一般意志を扱った「新しい一般意志について」がとても面白い。「訂正可能性の哲学」が出たら読みたい。 ロシア関係の座談会「帝国と国民国家のはざまで」も面白かった。「ソルジェニーツィンは冷戦期は反ソ作家と…

「燃えよデブゴン」

NHK-BSプレミアムで1月1日放送。サモ・ハン・キンポー監督。1978年。 こんな映画だったんだという驚き。大して面白くもないB級コメディーですが、最初から最後までブルース・リーへの熱いオマージュ(「燃えよドラゴン」のオープニンでブルース…

「選択2月号」

メモ 英国が「西欧最貧国」に転落へ-EU離脱で深まった「生活苦」 「クリミア奪還」ウクライナの強硬-米欧が恐れる「最悪シナリオ」 ロシア資源生産は「激減」の運命-西側企業「撤退」で技術の限界 台湾で「政権交代」が起きたなら-「親中」国民党が総…