- NHK-BSプレミアムで2月15日放送。ジョージ・スティーヴンス監督。1956年。
- クラシカルな叙事詩的映画として壮大に進行するものの、ジェームス・ディーンのオーヴァーな泥酔からのレストランでの喧嘩という終盤の流れはさすがに薄い。
- エリザベス・テイラーについて「手足が短く、肥満傾向を密封したまま成熟したような肉質と笑顔の可憐さと、『いったいいくつなのかわからない』グロテスクは、纏足や人魚や人形を愛でる甘美な悪趣味の、おそらくアメリカ式最盛期のもの」(菊地成孔)とは妙言。
- 邦題はなんで複数形なんだろうか。