2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ピンと来なくても読み進む庄司薫4部作。 発表順序では2作目、話中の時系列では3番目。イノセンス喪失編。 喪失とまでは言えませんか。喪失の予感ぐらい。 正確には、10歳年下の世代の視点を通して見た失われたイノセンス、でしょうか。 この雰囲気は何…
アル・デイヴィスはアスレチックスに賢いお金の使い方を学んだら良いと思う。
McKinney's Cotton Pickers「Nobody's Sweetheart」(1928) 「チェリー」と同日、同メンバーでの録音。 ガス・カーン、アーニー・アードマン、ビリー・マイヤーズ、エルマー・ショーベルが書いた曲。1924年出版。 1918年初演のミュージカルにおける曲…
New Orleans Rhythm Kings「Maple Leaf Rag」(1923) 「ザッツ・ア・プレンティ」の翌日、同メンバーでの録音。 New Orleans Rhythm Kings「Weary Blues」(1923) 「ザッツ・ア・プレンティ」と同日、同メンバーでの録音。 アーティー・マシューズ作曲のスタン…
Jones and Collins Astoria Hot Eight「Duet Stomp」(1929) ジョーンズとコリンズの双頭バンド。「アストリア・ストラット」と同日、同メンバーのニューオリンズ出張録音。 Jelly Roll Morton's Red Hot Peppers「Cannon Ball Blues」(1926) シカゴ時代のレ…
チェックリスト エルモア・ジェイムズの伝記「伝エルモア・ジェイムズ−ギターに削られた命」 Spencer Wiggins「The Goldwax Years」 Poison「Cosmic Dancing」 Various Artists「Sutudio One Soul 2」 Various Artists「Alpha Boys School: Music in Educati…
基本的な構成がスティーブン・キング「スタンド・バイ・ミー」、というのはまあ良いとして。 「本当に怖いのは火星人ではなく酔っ払ったお父さんでした」「復活したのはキリストではなく雀蜂でした」といった安直さに萎えつつ、正体不明の謎の爬虫類や意味不…
ブルース・ムーヴィー・プロジェクト。監督はクリント・イーストウッド。 デイヴ・ブルーベックとかピート・ジョリーとか人選がちょっと変だなと思ったのですが。 CD製作したんですね。映画でもちょっと出てきましたが、デイヴ・ブルーベックとジェイ・マ…
今更チェブラーシカ。 「チェブラーシカと怪盗おばあさん」でシャパクリャクが何をしたいのか全く意味不明なんですが。 カワイさには全く影響ないので問題ありません。
Original Memphis Five「Meanest Blues」(1924) ミフ・モールは参加していない(何故?)。 Original Memphis Five「Static Strut」(1926) 「シュガー」の作詞家ジャック・イェレンが作曲家フィル・ウォールと作った曲。 この録音と同じ月にフレッチャー・ヘ…
Phil Baxter and His Orchestra「Ain't Got No Gal Now」(1929) テキサス出身のピアニスト兼シンガー。1920年代中盤よりカンザスシティを中心に活動。1925年セントルイス、1929年ダラスの2回録音を行った。 1927年、カンザスシティにオープ…
Johnny De Droit and His New Orleans Orchestra「The Swing」(1924) 1920年代初期にニューオリンズのファッショナブルなホテルやレストランで自作曲を演奏したバンド・リーダー。 当時のニューオリンズにはレコード製作会社はなかったため(シカゴやニ…
映画「カンザスシティ」は格好良かった。「ガッツだけなら豚にもある」。 ウッドベース2本で「ソリチュード」を演奏させながらハリー・ベラフォンテが金を勘定するラストも印象深い。 それ以来、バップ以前の音源をまとまった形で聴きたかったのです。 後々…
前期の「歴史編」も最高でしたが。 本作も底抜けに面白い。パースペクティブがバキバキと拡がりました。 後でやると言っていただけに、ファンクが軽くしか触れられていないのは残念。 残念で探していたら、非公式掲示板が残っているのを発見。 カットされた…
引き続きブルース・ムーヴィー・プロジェクト。シカゴ・ブルース&ヒップホップ編。 ヒップホップ(=チャックD)からのアルバム「エレクトリック・マッド」の再評価。そして共演、というのが軸。 ココ・テイラーのデビュー秘話とか、サニー・ボーイ・ウィ…
バニー・リー・プロデュース音源からのセレクト。 ライナーでスカ〜ロックステディ時代を俯瞰。コクソン・ドット(スタジオ・ワン)、プリンス・バスター、デューク・リード(トレジャー・アイル)のスカ3巨頭に対して新勢力が台頭してきたのがロックステデ…
スティーリー・ダンは長い間聴かず嫌いだったのですが、「エイジャ」を聴いてみたら良かった。 デ・ラ・ソウルの「アイ・ノウ」の元ネタ「ペグ」が聴きたかったのがきっかけでした。並み居る名手を押しのけて、一発でOKテイクを決めたジェイ・グレイドンの…
リタ・マーリー秘蔵、全世界初登場音源。やるなP−VINE。 「Live at the Roxy」の時に思ったんですが、「Live!」という屈指のライブ版が既に強力に刷り込まれているので、後発ライブ音源は圧倒的な不利があります。あんな名盤と比較してはいけないと分か…
1976年から世界各地のカジノを荒らし回り、一度も刑務所に入ることなく2000年に引退した実在のイカサマ師の回想録。 本当にこんな世界が実在するんだ、という驚き以外には特に。 むしろ、オケラになってからディーラーを経てイカサマ師になるまでの…
引き続きブルース・ムーヴィー・プロジェクト。監督はヴィム・ヴェンダース。 以下あくまで個人的な感想。簡潔に。 これはちょっとないんじゃないかと思う。薄っぺらいしインチキ臭い。 本当に好きならJ.B.ルノアー個人に絞って1本撮った方が良かったと…
水滸伝全6巻セット (潮漫画文庫)作者: 横山 光輝出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2003/07/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (9件) を見る やっぱり買いました。 細部がドシドシ省略されている気はしますが、概略どんな話か…