- リタ・マーリー秘蔵、全世界初登場音源。やるなP−VINE。
- 「Live at the Roxy」の時に思ったんですが、「Live!」という屈指のライブ版が既に強力に刷り込まれているので、後発ライブ音源は圧倒的な不利があります。あんな名盤と比較してはいけないと分かってはいるのですが。
- 同じナッティ・ドレッド・ツアー時の公演ということでちょっと危惧していましたが、これは凄く良いです。
- シカゴのスモール・クラブの雰囲気がひしひしと伝わってきますし、曲目もかなり違うので、「これはこれ」でビシッと一本立ちしてます。
- この生々しいスモール・クラブ感はダニー・ハサウェイ「Live」を連想させます、と思ったらライナーにも書かれてました。
- 特に「Concrete Jungle」と「Talkin' Blues」が会場にハマっている感じで格好良いです。
- バレット兄弟がアイランド時代のアルバムに対するロイヤリティを求めて、マーリーの遺族とアイランドを訴えているらしい。権利関係でしょうがないのかもしれませんが、心情的には払ってやれよと思う。
- amazon.comのカスタマー・レビューを見ていたら「日本発売のライブCDにはプア・クオリティのものが山のようにあるので、本作を注文するのを躊躇した」というのがありました。悪評芬々の変なハーフオフィシャル盤のことだと思われます。
- そういう人が他にもいるとしたら勿体ない話です。