2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

松井今朝子 「今朝子の晩ごはん−忙中馬あり篇」

松井今朝子の著作はまったく読んだことはありませんが、NHK「知る楽・探究この世界/極付歌舞伎謎解」で興味を持っていたところ、本作を書店を見かけて(第3弾らしいのですが)購入。 「肝腎の『助六』は揚巻役の福助が、化粧を似せているのか亡き歌右衛…

Whitney Houston 「Whitney Houston」

ホイットニー・ヒューストン、1985年のファースト(邦題「そよ風の贈りもの」)。スティーヴィー・ワンダー「イン・スクエアー・サークル」以外には特段の脈絡もなく突如聴きたくなって購入したところ、白い水着のジャケットは日本向けの仕様だったとい…

坂本龍一 「音楽は自由にする」

坂本龍一の音楽は殆ど聴いたことはありませんが(YMO「×∞増殖」ぐらい)、「EV.Cafe−超進化論」や「Seldom Illegal−時には、違法」をはじめとする対談、聞き書き系の著作は、クールで知的でかなり好きでした。57歳にして初の自伝を…

柳家小さん 「五代目柳家小さん落語傑作選 其の八」

「五代目柳家小さん落語傑作選」全集DVDボックス。其の八は「お神酒徳利」と「強情灸」。例によって引用は京須供充。 「お神酒徳利」(1976年)。これは小田原で夜逃げして「先生が紛失した」とサゲる柳家の型ではありますが、程良い品が保たれる王道…

ガブリエル・ガルシア=マルケス 「族長の秋 他6篇」

昨年3月に読了した「悪い時 他9篇」以来のガブリエル・ガルシア=マルケス。 短編6篇(「大きな翼のある、ひどく年取った男」、「奇跡の行商人、善人のブラカマン」、「幽霊船の最後の航海」、「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ ザ・ビートルズのデジタル・リマスターは全14アルバム+DVD1枚のボックス・セットあり(9月9日発売)。 Neil Young 「Neil Young Archives vol.1 1963-1972」 The Rolling Stones 「Dirty Work」(SHM−CD) The Rolling Stones 「Voodoo L…

Various Artists 「New Orleans Funk vol.2」

久々に店頭をフラフラと散策していて発見、シリーズ前作は好印象だったので無条件で購入。 前作に引き続き、リーダブルでありながら非常に読み応えのあるライナーで、文屋章/吉田淳監修 「ニューオーリンズ・ミュージック・ガイドブック」を片手に、全文書…

つげ義春 「つげ義春コレクション;腹話術師/ねずみ」

ちくま文庫のつげ義春コレクション、第8回配本。 「つげ義春の多彩な世界!SF、幻想、アクション・・・!」と帯にありますが、本巻も貸本マンガからのセレクト。珍しいといえば珍しい作品ばかりとはいえ、特にどうという感興も浮かびません。 最後となる…

「ガンジー」

これもNHK−BS(アカデミー賞受賞作品特集)。1982年。 リチャード・アッテンボローというとものすごいビッグネームのような印象がありましたが、そうでもありませんでした。これが代表作と言っていいぐらいでしょうか。 冒頭で「ただ、記録を忠実に…

Stevie Wonder 「In Square Circle」

このアルバムが紙ジャケになる時代が早くも来たかと驚きましたが、もう25年も経てばそれも当然でしょうか。「パートタイム・ラヴァー」の懐かしさと「オーヴァージョイド」の聴きたさで購入。 1985年の国内発売時のライナーを再掲するのはいくらなんで…

「選択5月号」

メモ 牽引力不在「巨艦EU」の行方−頼りは「寡黙のメルケル」か 「良い国家」フィンランドの秘密−再評価される「大きな政府」 「国際刑事裁判所」の正体−正義の裏の「アフリカ利権」争奪 パキスタンに高まる「軍政」への足音−米国も認める「キアニ陸軍参謀…

柳家小さん 「五代目柳家小さん落語傑作選 其の七」

「五代目柳家小さん落語傑作選」全集DVDボックス。微妙に間が開きましたが、其の七は「粗忽の使者」と「にらみ返し」。例によって引用は京須供充。 「粗忽の使者」(1977年)は、「こういう噺ほど大まじめに、とまでは言わないが、正攻法に演じなけれ…

「小さな恋のメロディ」

これもNHK−BS。脚本は「ザ・コミットメンツ」や「アンジェラの灰」のアラン・パーカー。実質上のデビュー作。 この曲(「Who is the girl with the crying face?」)が「メロディ・フェアー」だったのか!と頭の中でリンクが繋がりました。ザ・ビージー…