真造圭伍「台風の日」

真造圭伍の初期短編集。 発表順としては、「なんきん」(2008年)、「Fellowship」(2008年)、「兄らしく」(2008年)、<森山中教習所>、「台風の日」(2011年)、「お部屋さがし」(2011年)、「ビール獣」(2011年)、「スワン…

水木しげる「水木しげる漫画大全集083:東西奇ッ怪紳士録」

図書館活用。 二笑亭の他、シュヴァルの理想宮も取り上げていますが、水木しげる本人の普請道楽を反映しているのか。 「南の超人」「性貴族」川俣さんのモデルは川畑静という人。「カリムレッグ」のエピソードも珍無類。 5話にわたって描かれる平賀源内が白…

ブリス・ポルトラーノ「NO SIGNAL-街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方」

図書館活用。毎日新聞の紹介記事がきっかけ。 退行的・逃避的・ヒッピー的な面はなんだかなぁという感じがしないではないものの、アラスカで牡蠣の養殖をするジェリー、ノルウェーの灯台守エレナの環境にはどうにもこうにも憧れる。 山よりも海、暑いところ…

「レコード・コレクターズ10月号」

メモ LOVE JETS「地球ノミナサンコンニチハ~LOVE JETS ANTHOLOGY〜」 Esther Phillips 「From a Whisper to a Scream」 Charles Stepney「Step on Step」

式場隆三郎他「〈定本〉二笑亭綺譚」

図書館活用。水木しげるつながり。「東西奇ッ怪紳士録」を先に読みたかったですが致し方なし。 門前仲町にあったアウトサイダー建築の解説本。写真も豊富で楽しい。 式場隆三郎は「狂気の人ゴッホを日本に最初に紹介したり、山下清を“発見”した」精神医学博…

真造圭吾「森山中教習所」

「トーキョー・エイリアン・ブラザーズ」が少し肩透かしだった真造圭吾、連載デビュー作の本作は素直に響いた。画も隅々まで丁寧で雑さは感じられない。 20歳の夏に再会し、交差する2人の人生。ファニーな出来事の裏にシビアな背景がうかがわれ、それらが…

真造圭伍「トーキョーエイリアンブラザーズ(1)~(3)」

江口寿史が「ぼくの好きなマンガ家をいま挙げると、すごく少ないですね。買っているのは望月ミネタロウ、西村ツチカと、真造圭伍くらい」と語っているのを目にして興味を持った真造圭伍。 りっちゃんと夏太郎の急接近等、魅力的なパートは多々あれど、総体と…

「選択9月号」

メモ 旧ユーゴ「戦争再発」の足音-「欧州戦線拡大」ロシアの謀略 イラク「シーア派分裂」の混沌-ぶり返す中東危機の「発火点」 米中が「ネットの自由」で攻防戦-国家統制「推進」が主流になる窮地 統一教会と自民党「反ワクチン」で結託-子宮頸がん予防…

小池一夫/小島剛夕「子連れ狼<大合本>(1)~(10)」

一度読んでみたいなと前々から思っていた作品。これだけのヴォリュームの名作が600円で読めるのかとキンドル版を入手。 「トリビアの泉」で荒唐無稽な設定を嘲笑されていた記憶があるものの(乳母車に仕込んだマシンガン等)、漫画ではそこまでの違和感は…

「レコード・コレクターズ9月号」

メモ Jody Watley「Jody Watley」

水木しげる「水木しげる漫画大全集025:貸本版墓場鬼太郎(4)」

図書館活用。千年に一歩歩く鳥の出典。クール。

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ The Chemical Brothers「Dig Your Own Hole - 25th Anniversary Edition」

アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯(1)~(7)」

かなり前に松岡正剛の千夜千冊他で関心を持って購入。 序盤、謀略により逮捕~取り調べ~獄中の出会い~脱獄~財宝発見~モレル家救済~復讐開始までが、フランス革命史とも連動して、ワナワナと震えるほど面白い訳ですが、意外だったのはそこまでいってまだ…

小野瀬雅生「焼きそばの果てしなき旅」

図書館活用。 写真も豊富で楽しいガイドブックですが、文章の内容が薄くて読み応えはいまひとつ。 行ったことがある店もちらほら(みかさ(高田馬場)、第一亭(日ノ出町)、梅蘭(上野)、やきそば屋(札幌))。 クレイジーケンバンドのギタリストだけあっ…

「選択7月号」

メモ イスラエルに怯えるイラン-「要人連続暗殺」諜報戦での敗勢 世界食糧危機の隠された真実-戦争長期化を望む「勝ち組」の国々 北朝鮮「核実験後」のシナリオ-米朝協議への渇望と焦燥 参院選後「岸田人事」の焦点-「茂木問題」と安倍派の処遇 安倍一派…

暮しの手帖社編「花森安治のデザイン-『暮しの手帖』創刊から30年間の手仕事」

図書館活用。 表紙原画も素敵ですが、何と言ってもカットと手書き文字が最高。書き文字は積極的に真似したい。

小泉悠「ロシア点描-まちかどから見るプーチン帝国の素顔」

図書館活用。 あっさり目の素っ気ない記述ですが、語り下ろした内容を編集者がまとめたところ、「出来上がったロシア像はひどく歪んだものになってしま」ったという反省から「事実上一から書き直して出来上がった」結果とのこと。 「郊外に住む野良犬が餌を…

小泉悠「現代ロシアの軍事戦略」

図書館活用。今年のウクライナ侵攻で一躍有名になったユーリィ・イズムィコ先生。 ここに至る歴史として、ロシア側の視点やゲラシモフ・ドクトリン、また、2014年のクリミアやドンバス、2015年のシリア、2020年のナゴルノ・カラバフで何が行われ…

ルビー・ウォリントン「飲まない生き方-ソバーキュリアス」

図書館活用。序章から「私はソバキュリアンに転身したお陰で魂が覚せいし、明鏡止水の境地に達することができた」といったニューエイジ系セミナー風のメッセージが多発してビリビリにイヤな感じ。 中盤に至って「私は天界の神秘とライフスタイルをテーマにし…

「レコード・コレクターズ7月号」

メモ Bill Evans「Morning Glory : The 1973 Concert at the Teatro Gram Rex, Buenos Aire」 Bill Evans「Inner Spirit : The 1979 Concert at the Teatro General San Martin, Buenos Aires」

「選択6月号」

メモ 米中露「カリブ租税回避地」の攻防-巨万の富を巡る独裁国家の「弱点」 プーチンを悩ます「人口危機」-ウクライナ侵攻の隠れた理由 中東に訪れた一時の「平和」-「米露の空白」で域内外交が急進展 岸田の頭は「選挙」だけ-国政より「長期政権」が最…

井原奈津子「美しい日本のくせ字」

図書館活用。大竹聡「ずぶろくの四季」表紙の牧野伊三夫の題字からの流れ。 「暮しの手帖」の書き文字がやはり魅力的ですが、オリジネーターである編集長・花森安治の死後、そのスタイルを引き継いだのが社長・大橋鎭子と副編集長・二井康雄ということらしい…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 4: さよならにっぽん」

大友克洋曰く「マンガとしての表現、絵を描くこと、ストーリーの作り方など、この頃はいい意味でも悪い意味でも、漫画を描くのになれてきています。映画だったり小説だったり、その頃見て面白かったものを20Pで描くことに飽き始めていたのかも知れません…

大竹聡「ずぶ六の四季」

図書館活用。本の雑誌社の試し読み公開となぎら健壱の紹介文に惹かれて発売直後に予約。 牧野伊三夫による想画と題字が最高。書き文字の魅力。 なぎら健壱の語る通り老成したのか、おちょけすぎず気取りすぎずの程よいトーン。見開き2ページの短い章立ても…

大友克洋「OTOMO THE COMPLETE WORKS 3: ハイウェイスター」

「絵のテクニック、構図の取り方、話の見せ方など、次第に色々なことができるようになってきて、新しいステップにいこうとしている時代ですね。(中略)このずっと後に自分の漫画の文法を見つけるのですが、そこが頂上だとするとこの頃は2合目か3合目って…

町田康「しらふで生きる」

図書館活用。大竹聡がずぶずぶに呑む本を読んでみたり町田康が断酒する本を読んでみたり。 大伴旅人の酒を讃むる歌十三首から始まる冒頭で俄然引き込まれますが、その後は延々と同じような思考実験が繰り返されるだけなので正直期待外れ。 「あな醜賢しらを…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ RCサクセション「First Budohkan Dec. 24.1981 Yeahhhhhh..........(Deluxe Edition)」 Various Artists「サマー・オブ・ソウル (あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」オリジナル・サウンドトラック」

大竹聡「50年酒場へ行こう」

図書館活用。この手の企画で写真もイラストもないというのは致命的。いただけない。

「選択5月号」

メモ 米国「独り勝ち」の戦争-「長期化」を望むバイデンの本性 ドイツ社民党とロシアの「黒い癒着」-暴かれる欧州の盟主の「裏切り」 欧州の「癌細胞」ハンガリー-プーチンと結託するEU加盟国 中央アジアでプーチンに「反旗」-資源大国カザフとウズベ…

大竹聡「最高の日本酒-関東厳選ちどりあし酒蔵めぐり」

新刊「ずぶ六の四季」の雰囲気が良さそうな大竹聡。図書館で予約待ちの間にいくつかピックアップ。「酒呑まれ」は忘れていたものの既読。「ギャンブル酒放浪記」はギャンブル中心で写真もないので途中で放棄。 聖蹟桜ヶ丘の名店小山商店が進める関東の酒蔵め…