2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

桂文楽 「NHK落語名人選(103)」

[rakuten:toemifc:10000349:image] 桂文楽ならば特に迷うこともなく「明烏」と「心眼」収録の本盤に決定 。 山崎朋子「サンダカン八番娼館」を読んだ後で廓噺というのもやや憚られますが、これはこれ。 「弁慶と小町は馬鹿だなあ嬶ァ」、「堅餅の焼き冷まし…

アーシュラ・K・ル=グウィン 「ゲド戦記2−こわれた腕環」

「影との戦い」もたいがい地味で渋いと思いましたが、第2巻は更に渋い。舞台は殆ど地下迷宮。 ラスト直前で一捻り入れて、自由の重さを語るところがまた渋い。 渋過ぎて、これが本当に世界三大ファンタジーなのか心配になるぐらい。 次は「さいはての島へ」…

山崎朋子 「サンダカン八番娼館」

以前、「からゆきさん」「じゃぱゆきさん」という語の意味を調べた際に興味を持ったノンフィクションが今般目出度く復刻されていたので購入。 青臭い物言いにやや興醒める部分もありますが、「名著」というだけあって、やはり力のあるノンフィクション。度肝…

山下達郎 「Ride On Time」

この数ヶ月、何年か振りにFMを聴くようになりましたが、相変わらず「サンデー・ソングブック」は面白く、聴いているうちに山下達郎のアルバムが欲しくなり購入。 何度聴いても、シングル・バージョンの「ライド・オン・タイム」は素晴らしい。随所に聴かれ…

「レコード・コレクターズ2月号」

フェラ・クティ40枚セット(ナイジェリア国外発売禁止)は凄い。 メモ Various Artists 「Rembetika」 ザ・ブルーハーツ 「The Blue Hearts」 ザ・ブルーハーツ 「Young & Pretty」 ザ・ブルーハーツ 「Train-Train」 Various Artists 「Down Home Saturda…

広沢虎造 「清水次郎長伝−大野の宿場/代官斬り」

広沢虎造の清水次郎長伝、第7巻。 いよいよ代官斬りというところで、鶴吉・鶴右衛門親子の悲憤を一つ挟むところが心憎い。 派手な立ち回りで竹垣三郎兵衛・保下田の久六斬り完了。石松が久六の首を蹴ろうとして空振り、転倒というのはちょっとエグいような…

久住昌之・谷口ジロー 「孤独のグルメ」

ふと書店で目にして購入。売れている模様。 いかにも久住昌之という感じですが、絵が谷口ジローというところが新鮮味でしょうか。 朝から飲める赤羽の居酒屋(まるます屋)はちょっと行ってみたい。

「選択1月号」

メモ 中国に物言い始めたEU−「メルケル=ダライ・ラマ会談」の意味 米政府予算の伏魔殿「医療費」−「健保改革」が大統領選の争点に 国際アジェンダ考(133)ユーロはドルに代われない−「一強通貨」時代の真相 成功の見込み薄い洞爺湖サミット−福田の政…

Sarah Vaughan 「After Hours」

唐突に ヴォーカル入りの「マイ・フェイヴァリット・シングス」が聴きたくなって、手っ取り早く一番有名そうなアルバムを購入。 ちょっと求めていた「マイ・フェイヴァリット・シングス」とイメージが違いましたが、まぁこれはこれで。 「マイ・フェイヴァリ…

アーシュラ・K・ル=グウィン 「ゲド戦記1−影との戦い」

ダークサイド、魔法学校、肩に乗る小動物など、諸々のアイデアの原点はここにあったのか。 オジオンとの師弟愛、カラスノエンドウとの友愛に胸熱くしつつ読了。 次は「こわれた腕輪」。というとあの老婦人がゲドに渡したあの腕輪と絡むのでしょうか。

ブロンソンズ(田口トモロヲ+みうらじゅん) 「ブロンソンならこう言うね」

最近ではスタジオ・ボイスを手にすることも少なくなりましたが、「ブロンソンに聞け」が連載されている頃は良く読んでいました。懐かしくてついつい購入。 なぜこのタイミングで文庫化されたのかは不明です。しかもちくまから。表紙のカエルも「う〜ん、ちく…

立川直樹・森永博志 「続シャングリラの予言」

ふと立川直樹・森永博志「シャングリラの予言」を読み直してみたところ、今読んでも妙に面白い。 諸々調べたところ、文庫化されている上に、続編まで出ていることを発見。文庫はともかく続編はインターネット古書店で購入。 1999年〜2001年に復活し…