2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

手塚治虫ほか 「まんがトキワ荘物語」

映画「トキワ荘の青春」の余勢を駆って購入。 12人の「トキワ荘物語」の中では赤塚不二夫のものが可愛らしくかつ感傷的でとても良い。 映画では漫画少年廃刊の際も「キャバキャバ」はありませんでしたが、永田竹丸「トキワ荘物語」では意味不明の造語とし…

「ア・フュー・グッドメン」

NHK−BSプレミアムで2月10日放送。ロブ・ライナー監督。1992年。 やや水戸黄門的ですが、鑑賞に堪えないというほどでもなく。 アメリカ映画の名セリフベスト第29位「You can't handle the truth!」が「おまえに真実は分からん!」はかなりもっ…

クリストファー・マクドゥーガル 「BORN TO RUN 走るために生まれた/ウルトラランナーvs人類最強の”走る民族”」

発売当初から面白そうだなとずっと横目で見ていたのですが、自分は走らないしなと何となく敬遠していたアイテム。最近ポツポツと走ったこともあって購入。 思い入れが走ってしまってちょっとニューエイジ/疑似科学っぽい部分もなくはないのですが、カバーヨ…

「トキワ荘の青春」

BSジャパンで1月30日放送(CM中断あり)。市川準監督。1996年。 声を張らない、説明的な台詞は一切言わない、といったリアリズム演出が鼻につくところもありますし、それであってなおスムースに理解させるという精緻な計算までは出来ていない印象…

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ Count Basie & His Atomic Band 「Complete Live at the Crescendo 1958」

「天国から来たチャンピオン」

NHK−BSプレミアムで3月1日放送。ウォーレン・ベイティ/バック・ヘンリー監督。1978年。 当初はモハメド・アリを主人公にボクシングを舞台にする予定だったものの、出演を断られたためNFLに変更してウォーレン・ベイティが主演もしたとのこと…

Various Artits 「The Mambo Kings」

不定期で襲ってくるラテン音楽への渇望。ギラギラっとした感じが気分かなと思い、ペレス・プラード以外も含めたマンボの隆盛が楽しめるようなコンピレーションを物色。 あまりピンとくるアイテムが見つからなかったので、映画「マンボ・キングス」のサウンド…

「近松物語」

NHK−BSプレミアムで12月21日放送。溝口健二監督。1954年。 オリジナルである近松門左衛門の人形浄瑠璃「大経師昔暦」はラストは刑死を免れるハッピーエンドとのことですが、あれよあれよという間に悲運に呑み込まれる不条理感が堪えられません。…

藤子不二雄A「少年時代(1)〜(5)」

前々から買おうか買うまいか逡巡していたアイテム。特にきっかけもなく購入。 柏原兵三「長い道」(1969年)を原作にとり、藤子不二雄Aが自らの体験や創作を加えたもの(連載は1978〜1979年)。1990年には篠田正浩監督で映画化。その主題歌…

「インビクタス/負けざる者たち」

NHK−BSプレミアムで4月29日放送。クリント・イーストウッド監督。2009年。 ネルソン・マンデラの知遇を得たモーガン・フリーマンが映画化権を買い、クリント・イーストウッドに監督を依頼して実現したもののよう。バラク・オバマ政権の誕生(2…

浦沢直樹/長崎尚志 「MASTERキートンReマスター」

続編が連載されていたことも、単行本が出たこともリアルタイムで認識していたのですが、1巻で完結しているということを認識していませんでした。 内容的には旧作の延長線上で、わざわざ復活させた意図がうまく掴みかねましたが、特別な思い入れもないのでこ…

ヴァージニア・ウルフ 「ヴァージニア・ウルフ短編集」

暇に任せて海外ニュースサイトをいくつかつらつらと眺めていたところ、ヴァージニア・ウルフとヴィタ・サックヴィル=ウェストの同性愛的ロマンス(と友情)が映画化されるとのニュースをザ・ガーディアンで発見。 それを機会に長らく積んであった本短編集を…

柄谷行人/蓮實重彦 「柄谷行人蓮實重彦全対話」

柄谷行人「インタヴューズ1977−2001」「インタヴューズ2002−2013」に続いて蓮實重彦との対談集。文庫ながら定価2,200円。 蓮實重彦というと、最近、「伯爵夫人」三島由紀夫賞受賞不機嫌会見騒動で話題。「魂の唯物論的な擁護」を掲げる…

「選択7月号」

メモ 「ビッグデータ」が変えた米国選挙−次期大統領は「サイバー戦」で決まる 米国「メディア再編」の新潮流−IT企業が旧メディアを支配する時代 太平洋は「米中軍拡競争」の海に−同盟国を巻き込む「火種」が拡散 にわかに「リベラル路線」の自民党−「ポス…