- 前々から買おうか買うまいか逡巡していたアイテム。特にきっかけもなく購入。
- 剥き出しのフィジカルな暴力、陰湿な政治性、悶々とした葛藤の描写がネチネチと執拗に続いた後、最終盤に至って急旋回した後に急停止するストーリー展開に唖然としました(後味は「スタンド・バイ・ミー」)。
- 暴力的だけど時に繊細さを見せるタケシに振り回される進一。これを少女漫画における異性間の恋愛関係の描写とのアナロジーで捉えると、延々と続く心乱される主人公の描写への違和感はなくなります。
- 胸を打たれるとか心が震えたりということはないものの、深い印象が後を引きます。