2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
岸本佐知子のエッセイを読んでいるうちに、新旧軽重取り混ぜて日本語のエッセイが読みたくなり色々と狩猟。手始めに新しくて軽いものを。 伊集院光のエッセイのうち文庫化された2冊のうちの1つ。前半部分の「イヌの巻」は在庫切れで入手できず。 もっとあ…
「ねにもつタイプ」に続いて岸本佐知子(刊行順は逆)。 良くも悪くも普通のエッセイの体は保たれていて、「ねにもつタイプ」のドライな得体の知れなさはないですが、ジワッとくる叙情性もあって、パッケージとしてはこちらの方が楽しめるかも。 本業たる翻…
毎日新聞「昨日読んだ文庫」で穂村弘が本作を紹介していて、以前、エッセイ第3作「なんらかの事情」が刊行された際に書評を読んで面白そうだなと思った記憶が残っていたこともあり購入。 文章構成上のパターンも限定的だし、さほど引き出しが多い訳でもない…
菊地成孔が「物凄い面白い」「『生まれた時からアルデンテ』よりずっと面白い」と紹介していたアイテム。 特に大陸ヨーロッパで「4、5時間にわたり食事をしてお酒を飲」む際などに、連続的に耐えられるネタとしての食の蘊蓄集。 文章上の芸や知的な捻りの…
NHK−BSプレミアムで9月3日放送。スティーブン・ダルドリー監督。2011年。 終始あざとさが鼻につく上に、終盤は焦点が分散しながらディミヌエンドしていく感じ。
本秀康「レコスケくん」の新作(「すべてはジョージのおかげ?の巻」)あり。 メモ Various Artists 「DJ Snowboy Presents The Good Foot - The Soundtrack To His Soho Night」 Harlem River Drive 「Harlem River Drive」
子どもの絵本を借りるついでに図書館で。 椹木野衣の寄稿文では皮相的な見方とされていますが、「他を寄せ付けぬ超絶的な技巧」にただただ感嘆するばかり。
おっこんなアイテムが、と条件反射的に購入してしまいましたが、3年前にPHP研究所から出ていたものに、「手塚治虫との初めての遭遇を綴った『限りなく長い1時間・・・半?』」を新たに加えて、少し判型を大きくしたもの。特段の感想なし。
何年か前、海外コミックをまとめて読んでいた頃に、アラン・ムーア、フランク・ミラーに続いて、ニール・ゲイマンの作品も読んでみたいという動機で購入していたもの。すっかりモメンタムを失してしまいましたが、やり残した宿題のように妙に気にかかるので…
米原万里は、昔、実家にあった「旅行者の朝食」をパラパラと拾い読みしたぐらいでしたが、本書が面白いという情報を聞きつけて購入。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 章三(貴族院議員)〜昶(左翼地下活動家)〜万里という米原家三代の系譜は圧巻。フィ…
新刊に飛びつきはしないけれど、文庫になれば漏れなく買ってしまう程度にはW村上世代。 新聞連載向けの戦略なのか、変に鈍くさいタイトルで、あまり期待もしていなかったのですが、これが存外面白い。55歳まではまだ間がありますが、先行きに大きな希望が…
メモ オバマ「弾劾裁判」に現実味−NY市場「急降下」を見越す投機筋 韓国カジノの「光と影」−成長産業とは程遠い「賭博場」 「朝日」自滅でほくそ笑む安倍−官邸「報道統制」が進む可能性 政界スキャン(355)−「女性宰相」はいつ誕生するか 安倍の治らぬ…
ちょっと前から、本書と「すずしろ日記(1)〜(2)」が並んでいるのを書店で見かけて興味を惹かれていたところ、サマーリーディング用に思い切って購入(3冊で7,020円也)。 「すずしろ日記」も面白く読みましたが、メインターゲットはどちらかとい…
「『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック」を聴いている時に、書店で立ち読みしたところ、単行本未収録の特別エッセイ「厚木からの長い道のり−小澤征爾が大西順子と共演した『ラプソディー・イン・ブルー』」がとても面白かった(「お…
小澤征爾・村上春樹「小澤征爾さんと、音楽について話をする」再読の熱気で、YouTube等で色々視聴したりしておりましたが、こんな格好のアイテムがあると知って即座に購入、したところまでは素早かったのですが、出来心でついポッドキャスト「町山智…