2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」

NHK−BSで6月22日放送。バットマン・シリーズ第4作(1997年)。ジョエル・シュマッカー監督。 シリアスな要素を排除しすぎで、チャカチャカと安っぽい感じは否定できません。 さぞかし格好良いと思われたジョージ・クルーニー/バットマンは妙に…

「バットマン・フォーエヴァー」

NHK−BSで6月21日放送。バットマン・シリーズ第3作(1995年)。ジョエル・シュマッカー監督。 ギラギラにキッチュな色調で路線転換も顕著ですが、これはこれでそれなりにまとまっている気がしないでもない。 ヴァル・キルマーというと「トップガ…

Paul McCartney 「McCartney -deluxe edition」

ポール・マッカートニー「マッカートニー」のデラックス・エディションが出たとなると、珍盤「マッカートニー?」はともかくとしても、欲しくなるのは致し方なし。 オリジナル・アルバムに関しては音質がグッと良くなっているような気がします。ローファイ具…

「バットマン・リターンズ」

NHK−BSプレミアムで「バットマン」シリーズ一挙放送。第2作は6月20日放送(1992年)。ティム・バートン監督。 1作目で当てたティム・バートンのカラーが前面に出ていて気持ち良いです。ダニー・デヴィートもジャック・ニコルソンに劣らぬ怪演…

Glenn Gould 「Beethoven Piano Sonatas Nos. 30-32」

グレン・グールドが「ゴルトベルク変奏曲」でデビューを果たした後、「パルティータ」の5〜6番を挟んで、世に問うたベートーベンの後期ピアノ・ソナタ。1956年録音。 ウラディーミル・アシュケナージのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集を聴きつつ読…

「バットマン」

NHK−BSプレミアムで「バットマン」シリーズ一挙放送。第1作は6月19日放送(1989年)。ティム・バートン監督。 「キリング・ジョーク」など、コミック界での流れを把握してから観ると当時とは異なった趣があります。 プリンスのアルバムも久々に…

吉田秀和 「吉田秀和コレクション3−世界のピアニスト」

ピアノ関連本もこれで一応の打ち止め。大トリは吉田秀和御大によるピアニスト解説。 初めて吉田秀和の著作を読みましたが、ピアニストを評価する耳の確かさはともかく、それを表現するボキャブラリーの豊かさと適切さに感心しました。 冒頭で最大のヴォリュ…

「美しき運命の傷痕」

NHK−BSプレミアムで5月26日放送。「ノー・マンズ・ランド」のダニス・タノヴィッチ、監督第3作(2005年)。 ポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキが遺した3部作「天国」、「地獄」、「煉獄」の脚本うち、「地獄」を映画化した作…

「レコード・コレクターズ8月号」

メモ Aretha Franklin 「Oh Me, Oh My: Aretha Live in Philly」 Paul McCartney 「McCartney -deluxe edition」 竹村淳 「ラテン音楽名曲名演ベスト111」 Various Artists 「The Exotic Beatles vol.4: Plastic Soul」 Robert Johnson 「The Complete Re…

Girls' Generation 「Girls' Generation」

忙しくて心の余裕を失いがちだったこの1ヶ月間、出来心で買ってみたソニョシデがヘヴィー・ローテーション・アイテムでした。 割と格好良いアルバムではないかと思うのは気の迷いでしょうか。

「ノー・マンズ・ランド」

NHK−BSプレミアムで5月4日放送。2001年。ダニス・タノヴィッチ監督。カンヌ国際映画祭脚本賞及びアカデミー外国語映画賞受賞作。 メキシカン・スタンドオフの知的な変化形。国連の扱いが図式的すぎて面白味に欠けるのが難点でしょうか。

Vienna Philharmonic Orchestra 「The Ride of Valkyries -Wagner Orchestral Works」

ワーグナーの長大なオペラを見通す気力はないけれど、ドビュッシーの批評を読んでいると逆に聴きたくなるというところもあり、代表的な曲を聴くことのできるお手軽な1枚ものを購入。指揮はゲオルク・ショルティ、ズービン・メータ、ホルスト・シュタイン。 …

「選択7月号」

メモ 変節する「アルジャジーラ」−「イスラム偏向」で信用失墜 「脱原発解散」に怯える自民党−カネも勝算もない「八方塞がり」 「ポスト菅政権」は誰が主導するのか−本命なきまま始まる民主党内抗争 政界スキャン(317)−菅夫人も輪をかけた「常識はずれ…

「東京物語」

NHK−BSプレミアムが始めた「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本−家族編」の第1弾(4月4日放送)。1953年。小津安二郎監督。 予備知識なしに観て不朽の名作と思えるかどうかは良く分かりませんが、ローアングル、カメラ目線、緩いテンポ、縦…

佐々木マキ 「うみべのまち−佐々木マキのマンガ1967−81」

いつ何故に注文したかも忘れてしまった今頃になってアマゾンから送られてきました。 佐々木マキの仕事は村上春樹関係でしか知らなかったので、少し興味を持って注文したと思うのですが、「詩の中でコトバとコトバが響き合うように、コマとコマが響き合う、そ…