2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
レコード・コレクターズのレヴュー(「グルーヴィな70年代サンバの名盤」「サンバ・ソウル『テン・キ・セール・アゴーラ』や『モッサ・ド・カベーロ・カシェアード』など、北米のソウル・ミュージックからの影響が色濃くうかがえるサンバ」(駒形四郎))…
「空白の五マイル-チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」の角幡唯介。新著「極夜行」が好調のようですが、既文庫化の旧作をチョイス。 朝日新聞を退社してからツアンポー探検に行くまでの間に参画していた雪男プロジェクトの顛末その他。「空白の5マ…
週刊文春の連載がついに単行本化。近作はお布施のつもりで購入していますが、肩の力を抜いて人生を下っている感じで、一時期のような痛ましさは感じられません。 伊豆暮らしには憧れるけれどムカデは怖い。 タイトルが楳図かずお「ひびわれ人間」だとはあと…
メモ Ike & Tina Turner 「Live in Paris Olympia 1971」 Various Artists 「Cuba Jazz, Jam Sessions - Descargas 1956-1961」
福満しげゆきに感銘を与えたという蛭子能収の作品とはどんなものかと読んでみましたが、ニューウェイヴの波に乗ったとはいえここまでアンダーグラウンドなものがよく世に出たなという驚き。完全にアウトサイダー・アート。
NHK-BSプレミアムで7月17日放送。デヴィッド・O・ラッセル監督。2012年。 ギクシャクと不自然なところも多いのですが、横溢するジェニファー・ローレンスの魅力が解決。 後半は予定調和的な軽い感じでしたが、もうちょっとくたびれた30代半…
結婚して経済的に安定して子どもまで産まれて「ほのぼのファミリーエッセイマンガ家」化したかと思いきや、回想編のエグさに仰け反りました。
NHK-BSプレミアムで7月21日放送。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。2006年。 冒頭30分で濃厚に漂わせた傑作の予感が中盤からグズグズ。各パートの雑なリンクのさせかたが明らかになってくるにつれ、期待感は完全に雲散霧消。 メ…
メモ 日露和平条約という「毒饅頭」-安倍=プーチンに「黙約」はあるのか 「裏切り者の巣窟」ホワイトハウス-誰がトランプ政権を支えるのか 中露が「サイバー政治工作」で共謀-「次の攻撃目標」は米国と台湾の選挙 中国経済は「失われた二十年」へ-「バ…
「セトウツミ」が好みだったので短編集もと手に取りましたが、これは全くピンとこない。巻末の作者と担当の対談が一番面白かったくらい。
毎日新聞の紹介記事で興味を持ったもの。 企画の意図は理解しつつも、バーミヤーンの大仏やアレッポなど、最近まで存在していたものに面白みが感じられない一方で、ペンシルベニア旧駅庁舎、北京城壁、マンダレーの王宮等、19世紀末~20世紀初頭に撮影さ…
岸本佐知子「気になる部分」で紹介されていて興味をもった作品。曰く、 「かりに、読む人のうちに普遍的な共感を呼び起こすのが文学であるとするならば、なにも愛や死、生、戦争といった壮大なテーマを扱うだけが文学ではない、靴ひもや牛乳の紙カートンやホ…
福満しげゆき作品も昔から気になっていたところ。初挑戦のチョイスとしては本作で正解だった模様。 他では得難いねちっこく陰鬱な作風でコアなファンがついたのも理解できますが、異性関係の執拗さにはどうにもシンパシーを抱き難い。 「僕の小規模な生活」…