2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「レコード・コレクターズ11月号」

メモ Bill Evans Trio「Live in London 1965」 Bill Evans Trio「Live in Scandinavia 1966」 久保田麻琴と夕焼け楽団「ライブ・ベスト&モア」 Various Artists「Rise Jamaica!: Jamaican Independence Special」

Various Artists「お茶とお菓子と音楽と レディメイド未来の音楽シリーズCDブック編09」

シリーズ第9集。藤沢かえで(クリンク・レコードのスタッフの奥方)のお菓子づくり解説という内輪ノリ。第4集のブックレットの表紙もどうかと思いましたが、今回は音源にまで侵入していて、これまででダントツで一番のガッカリ。 21曲リストアップされて…

「岬の兄妹」

早稲田松竹で。片山慎三監督。2019年。 東野幸治がYouTubeで激賞(面白いと言うのは憚られるが面白い)していた片山慎三の監督デビュー作。 妻に客をとらせる「お直し」、博打の借金で娘が身売りする「文七元結」等、(福祉のない)落語の世界ではままあ…

「さがす」

早稲田松竹で。片山慎三監督。2022年。 東野幸治がYouTubeで激賞していた片山慎三作品。佐藤二朗のキャステイングも含めてポン・ジュノ組の色合いが濃厚。 面白いことは確かに面白いものの、ちょっと捏ね過ぎで策に溺れている感は否めず、ガツンと来ると…

真造圭伍「ぼくらのフンカ祭」

めちゃくちゃ好みな世界なだけに、少し語らせすぎ、描写し過ぎなところが端々でひっかかる。 「死ぬまで続くであろう友情を描きたかった」とあとがきにありますが、この時の友情はこの時にしかないんだという無常感の方が強く感じられる。

Various Artists「Baby Driver: Music from the Motion Picture」

映画で刺激されてサントラ購入。 好みの領域ではグーギー・レネ「スモーキ・ジョーズ・ラ・ラ」、カーラ・トーマス「B-A-B-Y」、 デイヴ・ブルーベック「アンスクエア・ダンス」辺りが良い塩梅。こんな佳い曲の存在を教えてくれてありがとう、という気持…

真造圭伍「センチメンタル無反応」

最新短編集。 発表順としては、<トーキョーエイリアンブラザーズ(2015~2017年)>の連載終了後、「ディパーチャー」(2017年)、「居酒屋内戦争」(2017年)、「美術部の海野さんと山田くん」(2017年)、「清水家のすべて」(201…

水木しげる「水木しげる漫画大全集085~087:神秘家列伝(上)(中)(下)」

図書館活用。 終盤(柳田国男、泉鏡花、平田篤胤辺り)はネタ切れの感もあるものの、ミラレパ、マカンダル、安倍晴明、長南年恵、役小角、仙臺四郎といった辺りは予備知識もあまりなかったので刺激あり。オモチロイ。 出口なおではなく出口王仁三郎をチョイ…

The Chemical Brothers「Dig Your Own Hole (25th Anniversary Edition) 」

「ブロック・ロッキン・ビーツ」のサンプリング解説動画を観て以来ちょっと興味があったため、25周年記念盤発売のタイミングで購入。 「ビッグ・ビート、デジタル・ロックと呼ばれた、テクノやハウスとロックを融合させた斬新かつ刺激的なブレイクビーツ・…

真造圭伍「休日ジャンクション」

2014~2015年発表の短編集。「台風の日」と比べると俄然こなれていてとても良い。 なんといっても「休日」。「ちょっと切ない」「青年から大人になってしまった二人のお話」。苦味と切なさの混ざり加減が最高。

蓮實重彦「ショットとは何か」

図書館活用。 「映画で物語をたどることと画面を見ることとは。まったく別の作業だ」「誰もが物語をたどることが映画を見ることだと勘違いしている」といういわゆる蓮實重彦イズムが聞き書きスタイルで語られていますが、例示がいちいち古くて、分かったよう…

「選択10月号」

メモ プーチンはどう破滅するか-終幕前「核使用」の狂気 世界のキーパーソン(149)ロン・デサンティス(フロリダ州知事)-米共和党「脱トランプ」の本命 中東で過熱する「雲の戦争」-「人工降雨技術」でイランが苦境に 五輪汚職「森喜朗」は放免なの…