- 図書館活用。
- 「映画で物語をたどることと画面を見ることとは。まったく別の作業だ」「誰もが物語をたどることが映画を見ることだと勘違いしている」といういわゆる蓮實重彦イズムが聞き書きスタイルで語られていますが、例示がいちいち古くて、分かったような分からないような。
- インタビュー形式で整理されていますが、3人の編集者との長期間かつ長時間の語らいを編集したものとのことで、かなり話の蛇行が激しいですが、そこがまた楽しい。
- 「アニメは原則として映画の範疇に加えてません。あれは映画によく似た何ものかではあると思いますが、(中略)映画とは本質的に異なる何ものかなのです」「いま、生きた被写体を撮っていることの緊張感というものが、アニメの画面に欠けている」とのアニメ評。
- 「わたくしのハイティーン時代にひどく心を掻き乱された日本の作品」=「大砂塵」(ニコラス・レイ監督/1954年)と「殺し屋ネルソン」(ドン・シーゲル監督/1957年)はしっかりと観てみたい。
- そうか、YouTubeで観ながら読めばよかったのかと気づいた頃には返却期限。以下いくつか。