2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

角幡唯介「空白の5マイル−チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」

増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」がとても楽しかったので、その1年前の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作をチョイス。 ツアンポー峡谷探検史は極めて興味深く読ませますが、著者の2度の探検行については、つまらなくはないのだけれど、…

The Mississippi Mass Choir「The Mississippi Mass Choir」

山下達郎がサンデー・ソングブックで「90年代、死ぬほど聴いたCD」と紹介していたミシシッピ・マス・クワイアのデビュー・ライヴ・アルバム。 ザ・ジャクソン・サザネアーズのメンバーかつマラコ・レコードのゴスペル部門の役員だった、フランクリン・ウ…

増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」

書店で平積みされていたエキセントリックなタイトルにキャッチされ、何気なく手に取ったら意外に深く引き込まれてしまい、2段組700頁超のヴォリュームに「他にも色々と読みたいものが…」としばし逡巡したものの結局購入。UWF直撃世代の宿業でしょうか…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ Various Artists「Jumping the Shuffle Blues: Jamaican Sound System Classics 1946-1960」

The Langley Schools Music Project「Innocence & Despair」

「レコード・コレクターズ5月号」における「本作は、9.11直後にCD化され、人々の荒んだ心を癒やすように売れに売れた」との紹介に動かされて購入。映画「スクール・オブ・ロック」の元ネタというか源流。 元々は、「長髪に髭をたくわえ、カラフルなス…

「トッツィー」

NHK−BSプレミアムで3月2日放送。シドニー・ポラック監督。1982年。 シドニー・ポラック自身もエージェント役で登場。本作の次が「愛と哀しみの果て」(1985年)。 よく練られていてテンポも良いのですが、もうひとつパンチに欠ける気がしてな…

森巌夫編「トップリーダーが明かす素顔の国有林−その生いたちと未来」

コメント割愛。

「戦争と平和」

NHK−BSプレミアムで1月30日(第1部「アンドレイ・ボルコンスキー」)、1月31日(第2部「ナターシャ・ロストワ」)、2月1日(第3部「1812」、第4部「ピエール・ベズーホフ」)放送。セルゲイ・ボンダルチュク監督。1965〜1967年…

「選択5月号」

メモ 「末期症状」露呈した北朝鮮−ミサイル失敗は「体制崩壊」の前触れか ドイツの命運握る「海賊党」−全欧州的広がりの「先駆」か アサド政権は倒れない−ロシアがシリアを「死守」する 色あせる「石原慎太郎」−「尖閣購入」は湿った打ち上げ花火 小沢無罪で…

「パットン大戦車軍団」

NHK−BSプレミアムで2月22日放送。フランクリン・J・シャフナー監督。1970年。アカデミー賞7部門受賞。 「フルメタル・ジャケット」冒頭のハートマン軍曹のスピーチ(「I am Gunnery Sergeant Hartman, your senior drill instructor」)は本作…

松尾弌之「大統領の英語」

JMMで配信されていた春具「オランダ・ハーグより」の第156回「The Accidental President」における「歴代の大統領の文章を分析して、文章から彼らの資質を研究した(中略)たいへんおもしろい書物」との紹介に興味をもって購入。 その春具のエッセイで…

Wes Montgomery 「Echoes of Indiana Avenue」

レコード・コレクターズの広告に煽られて購入。特にウェス・モンゴメリーが好きということもないのですが。デビュー直前のライヴ録音ということで、スティーヴィー・ヴォーン「イン・ザ・ビギニング」を連想したせいかもしれません。 全曲ライヴ録音かと思っ…

大友克洋 「AKIRA」

BRUTUSの大友克洋特集を読んでいたら再読したくてたまらなくなり購入。 題字は平田弘史。みなもと太郎「風雲児たち」との共通項がこんなところに。 昔は東京に住んでいなかったので読み飛ばしていましたが、今読むと東京湾を埋め立てて作ったのがネオ…