2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハート・ロッカー」

NHK−BSプレミアムで3月14日放送。キャスリン・ビグロー監督。2008年。 不器用なリズムが変なリアリティに見えないこともないですが、さほど出来の良い映画には見えません(冒頭のハイ・スピード撮影による爆発の映像と遠距離の狙撃戦のパートは…

松浦弥太郎 「ぼくのいい本こういう本」

ちょっと前から松浦弥太郎という人に興味があったので、書いたものをいくつか読んでみることに。 何点かまとめてオーダーしたのに本作だけ単独で先に届いたのは今月の新刊だからだと思われますが、椎名誠「活字の海に寝ころんで」「活字たんけん隊−めざせ、…

Various Artists 「Rhythm 'n' Bluesin' By The Bayou: Rompin' & Stompin'」

レコード・コレクターズに鈴木啓志が書いた賞賛レヴュー(「カッコいい、いやすばらしいとしかいいようがない」「ひたすらボッピンする曲に絞られ、ハイになったまま1時間があっという間に過ぎるという具合」)に惹かれて購入。 ケイジャン、ザディコ、ニュ…

椎名誠 「活字たんけん隊−めざせ、面白本の大海」

「わが活字四部作」完結編。第1作「活字のサーカス」が1987年で、本作が2010年というロングラン。 前作よりは話題に幅があって楽しく読み進められます。「クソ食う人々」(「動物の腸の中の物体はどあたりからウンコになるのだろうか」)や「大日本…

「トランスポーター2」

NHK−BSプレミアムで3月8日放送。ルイ・レテリエ監督。2005年。 あまりの実のなさに集中力を失ってしまい、ケイト・ノタのシースルー下着ぐらいしか印象に残っていません。

「トランスポーター」

NHK−BSプレミアムで3月1日放送。ルイ・レテリエ/コリー・ユン監督。2002年。 シナリオからガン・アクションからカーチェイスから、あまりセンスは感じさせないけれど、ニースの家とスー・チーにはちょっと惹かれるものがありました。

「レコード・コレクターズ4月号」

メモ 「レコード・コレクターズ増刊:大滝詠一 Talks About Niagara コンプリート・エディション」 Neil Young 「Live at the Cellar Door」 Various Artists 「Soul in Harmony; Vocal Groups 1965-1977」 Various Artists 「Live at the Bootleggers」 Var…

椎名誠 「活字の海に寝ころんで」

成毛眞「面白い本」の続編「もっと面白い本」を店頭で見かけてパラパラと見ていたところ、その近くに本作を発見。 「活字のサーカス」と「活字博物誌」は若かりし時に愛読していたのですが、その後本作及び「活字たんけん隊」が出て4部作になっているとは全…

「悪魔の手鞠唄」

NHK−BSプレミアムで2月26日放送。市川崑監督。1977年。 若山富三郎も良かったですが、白石加代子の不気味さがインパクト大で感心しました。

みうらじゅん 「青春ノイローゼ」

表紙の写真に引っかかりを覚えたので何かのついでに購入。前半は相も変わらぬ他愛のない雑文という感じでしたが、第3章「俺だけの旅」がジワジワとセンチメンタルでいつになく染みる感じ。 写真が実に効果的で、「追憶のラブホテル」、「オレの旧家」、「オ…

Daft Punk 「Random Access Memories」

ダフト・パンクというとヒットしたセカンド「ディスカバリー」(2001年)こそはそれなりに聴いたものの、それ以外はとんとさっぱりという状態でしたが、「ゲット・ラッキー」のヒットにより、ダンス・クラシックス/ディスコ/ブギーといったエリアに注…

鈴木敏夫「仕事道楽−スタジオジブリの現場」

以前どこかで目にした、「とにかく、全力投球をすること、どんなつまらない仕事でも何か発見して、少しでも前進すること。そうしないと、本当に大事な仕事に出会った時、力を発揮できないんです」という宮崎駿の発言を読みたくて購入。 読み終えても出てこな…

御厨貴 「知の格闘−掟破りの政治学講義」

御厨貴が 東京大学先端科学技術センターを退官する際、2011〜12年にかけて6回行った最終講義をまとめたもの。 週刊朝日WEB版の「話題の新刊」のレヴューで興味を持ち、帰りがけに書店で購入し、書店近くで夕食をとりながら読み始めたら止まらなく…

「犬神家の一族」

NHK−BSプレミアムで2月19日放送。市川崑監督。1976年。原作は横溝正史。角川映画第一作。 なるほどこういう話だったか、という以上の感想がなかなか出てきません。

「選択3月号」

メモ 「日米摩擦」安倍の言い分−オバマ訪日でも埋まらぬ「溝」 「右傾化暴走」安倍が掘る墓穴−自民党揺るがす「反米保守」の台頭 政界スキャン(349)−「安倍ユーゲント」を憂う 「最強企業」任天堂の落日−「おっとり経営」に浮かぶ瀬はなし ソニーはもは…

「かあちゃん」

NHK−BSプレミアムで2月20日放送。市川崑監督。2001年。原作は山本周五郎。 キャスティング、映像、演出とどれをとってもピンとこず、原作の魅力すら感じませんでした。 冒頭は落語「出来心(花色木綿)」の引用ですが、効果的とは言い難い気がし…