2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「永遠の僕たち」

NHK−BSプレミアムで12月3日放送。ガス・ヴァン・サント監督。2011年。 ベタベタのメロドラマと日本人には受け入れ難い衒気的なギミックで、バカバカしくて全く乗っていけませんでしたが、ポートランドの風景はやたらに綺麗。 主演のヘンリー・ホ…

松村嘉浩 「<増補版>なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?−日本人が知らない本当の世界経済の授業」

ダイヤモンド・オンラインで公開されていた簡略版が面白かったので購入してみたもの。 著者はゴールドマン・サックス、ドイツ証券などで長年トレーダーとして活躍してきた人のようですが、ハッとするような視点もあれば、ギョッとするような国粋的な見解も出…

Various Artists「Jamaica Selects Jump Blues Strictly for You: Jamaican Sound System Classics 1944-1960」

シリーズ前作(「Jumping the Shuffle Blues: Jamaican Sound System Classics 1946-1960」)が最高だったため、「レコード・コレクターズ」のレヴューで発見して即座に購入したもの。曰く「スカの元となったスッチャスッチャという裏打ちビートを強調したシ…

「彼岸花<デジタル修復版>」

NHK−BSプレミアムで12月1日放送。小津安二郎監督。1958年。 小津安二郎初のカラー作品。「早春」(1956年)と「東京暮色」(1957年)でのチャレンジが興行的に報われず、慣れ親しんだテーマに回帰したという流れなんでしょうか。 徹頭徹…

佐藤多佳子 「黄色い目の魚」

運転中に聴いていたFM放送で、若手ミュージシャンが愛読書として挙げていたもの。誰だったか忘れてしまいましたが、紹介の仕方が良かった。 10代の主人公2人のモノローグにうまく馴染めないまま読了しましたが、年上の女性「似鳥ちゃん」に不必要なまで…

有川浩 「空飛ぶ広報室」

堅い組織での広報業務で色々と考え込んでいたところに目に飛び込んできたのでフラリと購入してサラリと読了。 安いドラマの脚本みたいみたいでしたが(3年前にドラマ化済みの模様)、実際に航空幕僚監部広報室に取材しただけあって、参考になる部分はありま…

村上春樹 「村上ラヂオ3−サラダ好きのライオン」

10年ぶりにアンアンで再開された連載をまとめたものの後半。 バイク・マシーン発電、海外の動物園、信号待ちの歯磨きなど、既読感のある話も多く、日常雑感にさほど面白みがないのは残念。 他方で、ベルリオーズの幻の交響曲、映画ガイド本「タイムアウト…

「レコード・コレクターズ6月号」

メモ 1619 Bad Ass Band 「1619 Bad Ass Band」 Bill Evans 「Some Other Time: The Lost Session from The Black Forest」

猪瀬直樹 「昭和16年夏の敗戦」

猪瀬直樹という人の評価は別にしてもこれは名著という評判をどこかで目にして購入しておいたもの。 「三十代前半の若手エリートが集められ、アメリカと戦った場合のシミュレーションを重ね、そこで出された結論は、実際の太平洋戦争での経過とほとんど同じだ…

司馬遼太郎 「世に棲む日日(1)〜(4)」

「燃えよ剣」でグッと盛り上がり、「新撰組血風録」でやや退潮しつつある司馬遼太郎気分。下がりきらないうちに本作に着手。 考えてみれば、山口県萩市に在住経験があり、土地勘があるのは大きなプラス(そういえば京都市に住んでいたこともありました)。 …

「桐島、部活やめるってよ」

NHK−BSプレミアムで11月30日放送。吉田大八監督。2012年。 若干作意が鼻につく気もしますが、小説的な心理描写がうるさくない分、原作より断然良かった。 野球部のキャプテン(高橋周平)が最高でした。

「選択5月号」

メモ 米国こそ世界最大の「租税回避地」−「パナマ文書」が隠す不都合な真実 米国はサウド家を見放すのか−よろめくスンニ派盟主の「命運」 ASEANで変わる「産業地政学」−優等生・タイの「凋落」と後発国の台頭 政界スキャン(375)−官邸「メディア圧…