2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「バス停留所」

NHK−BSプレミアムで10月10日放送。ジョシュア・ローガン監督。1956年。 マリリン・モンローがニューヨークのアクターズ・スタジオで演技のレッスンを受け、ハリウッドに復帰した作品とのこと。 構図としては望月峯太郎「バタアシ金魚」。ドン・…

F・スコット・フィッツジェラルド 「若者はみな悲しい」

光文社古典新訳文庫も一時期それなりの数を買い求めていましたが、未だ一冊も読んでいない状況。出張に持って行く本の1冊に混ぜ込むことにより半ば強引に消化。 世評の高い有名短編を集めた撰集ではなく、リアルタイムで発表された3冊目の自作撰集を新たに…

「ナイアガラ」

NHK−BSプレミアムで11月19日放送。ヘンリー・ハサウェイ監督。1953年。 マリリン・モンローが死んだ後からがクライマックスというところが今日的にはしんどいところ。関心が持続できません。 夫の殺害に成功したらベル・タワーで流すと愛人とモ…

楳図かずお 「漂流教室(1)〜(6)」

楳図かずおというとスピリッツに掲載していた「14歳」の訳の分からない印象で敬遠していて全く縁のなかったところ。Kindle初挑戦アイテムを物色している最中に、意外な人がオールタイム・ベストに押しているのを目にして購入。Kindle版がなかったので当初…

都築響一 「Roadside Books 書評2006−2014」

「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ」に続いて都築響一の書評集。既存印刷メディアではなく、自身のメールマガジン掲載の書評をまとめたもの。 やや恨みがましいトーンが強まっている気もしますが、全体的な印象は「だれも買わない本は、…

「レコード・コレクターズ12月号」

メモ Various Artists 「Cracking The Cosimo Code: 60s New Orleans R&B And Soul」 Various Artists 「TK Miami Mellow Mix : Selected & Mixed by DJ Daisuke Kuroda」 Leo's Sunship 「We Need Each Other」

De La Soul 「Ring Ring Ring (Ha Ha Hey)」(1991) Whatnauts「Help is on the Way」(1981) Fat Larry's Band「Act Like You Know」(1982) The Honey Drippers「Impeach the President」(1973)

都築響一 「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ」

少し前に書店で都築響一「Roadside Books 書評2006−2014」を見かけて購入したところ、前書きに「『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』に続く2冊目の書評集」と書いてあったため、遡ってこちらから。 フィクション…

宮崎駿 「泥まみれの虎−宮崎駿の妄想ノート」

「宮崎駿の雑想ノート」が面白かったので勢いで購入。 オットー・カリウスの回顧録を漫画化した「泥まみれの虎」は、いささか尻すぼみですが、戦車戦のリアリティーは伝わります。 ヴァラエティはないので「宮崎駿の雑想ノート」ほどには楽しめなかったです…

宮崎駿 「宮崎駿の雑想ノート」

「紅の豚」ファンとして「欲しいけどちょっと高いな」と長らく逡巡していたアイテムでしたが、ちらりと中身を覗いてしまったところ、圧倒的な絵の魅力に抗いきれませんでした。 明らかに虚構っぽい回が事実だったり、いかにもあり得そうな回が虚構だったり。…

Various Artists 「Get Your Soul Right: The Gospel Quartets and The Roots of Soul」

中村とうよう監修のオーディブック「ブラック・ゴスペル入門」という大昔のアイテムを聴き返していたところ、ザ・スピリット・オブ・メンフィス・カルテット「ジーザス・ジーザス」等が良い感じに響いたので、長らく燻っていた、カルテットもののゴスペルを…

「七年目の浮気」

NHK−BSプレミアムで10月17日放送。ビリー・ワイルダー監督。1955年。 非常にポップなオープニング・タイトルに目を奪われましたが、クレジットを見るとデザインはソール・バス。さすがとしか言いようがない。 「映画でマリリン・モンローが演奏…

星野源 「そして生活はつづく」

内田百輭やら寺田寅彦やら鶴ヶ谷真一やらと併せて購入したのですが、どうしても軽くて新しいものから手を着けてしまいます。 孤独癖のある人ならシンパシー全開になるのではないでしょうか。「ウォーター・ボーイズ」(だと思われる)撮影時のトラウマ話とか…

Harlem River Drive 「Harlem River Drive」

どこで広告を見かけたのか記憶も朧気ですが、往年のレア・グルーヴの名盤がCDで再発されると購入してしまう病。2000年発行のグルーヴ誌などを引っ張り出してみると「エディ・パルミエリが手掛けるラテン・レア・グルーヴ最高峰。ラテン/ジャズ/ソウ…

「選択11月号」

メモ 「官邸記者クラブ」最近事情−「政治記事」が面白くない理由 安倍一強の「潮目」が変わった−菅義偉「奪権闘争」の内幕 政界スキャン(357)−仮説としての「年内解散」 「宏池会」を多用する安倍の魂胆−谷垣・宮沢はリベラルを貫けるか 太陽光発電業者…

喜国雅彦 「本棚探偵の回想」

「本棚探偵の冒険」に続くシリーズ第2作。 アナログ・レコードを集めていなくても、釣りをしなくても楽しめた「レコスケくん」や「釣れんボーイ」に比べると、ディープな趣味世界以外の付加的な魅力がいささか弱い気がします。 「作家の本棚」で有栖川有栖…

「Monkey vol.4」

メモ ジャック・ロンドン「野性の呼び声」は意外に楽しめた。 海芝浦駅の「この世の果て」感が凄い。行ってみたい。

「紳士は金髪がお好き」

NHK−BSプレミアムで10月24日放送。ハワード・ホークス監督。1953年。 マリリン・モンローの出世作、という理解で良いのでしょうか。意外に訳の分からない筋立てでしたが、有名な「ダイアモンドは女の親友」だけではなく、冒頭の「トゥー・リト…

喜国雅彦 「本棚探偵の冒険」

以前から少し興味があったシリーズ。少し前に、第3作「本棚探偵の生還」が文庫化されているのを発見したものの、前2作に比べると評判が芳しくないようなのでスルーしていたところ。 その文庫化第3作の売れ行きが良かったのか、前2作の増刷が行われた模様…