- NHK−BSプレミアムで10月17日放送。ビリー・ワイルダー監督。1955年。
- 非常にポップなオープニング・タイトルに目を奪われましたが、クレジットを見るとデザインはソール・バス。さすがとしか言いようがない。
- 正式名称は「セレブレイテッド・チョップ・ワルツ(The Celebrated Chop Waltz)」で、1877年、英国の作曲家ユーフェミア・アレンが16歳の時にアーサー・ド・リュリの変名で作曲したもの。なお、デ・ラ・ソウルにサンプリングされた演奏はリベラーチェ。
- 見慣れない主演のトム・イーウェルは舞台版でも主演していた俳優とのこと。ジム・キャリー似に見えるのは妄想が先走るコミカルな役柄のせいでしょうか。
- 地下鉄の通気口でマリリン・モンローのスカートが浮き上がるシーンで有名ですが、扇風機等々を抱えた登場シーン、ピンクのパンツスーツの背中からエアコンの冷気を通すシーン、自室にシャンペンを取りに行ってドレスの首のストラップを結ばないまま戻るシーンなど、同程度以上にインパクトのある、セクシーかつ鮮烈なイメージが連発されるのが驚き。これもさすがとしか言いようがない。
- 次は「バス停留所」。