都築響一 「だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ」

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

  • 少し前に書店で都築響一「Roadside Books 書評2006−2014」を見かけて購入したところ、前書きに「『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』に続く2冊目の書評集」と書いてあったため、遡ってこちらから。
  • フィクションは基本的に出てこないので、セレクションとしては成毛眞「面白い本」にアート系や下世話実録系が混じった感じのラインナップ。総体として訴えるものは特段感じられなかった。
  • マイナー出版社の作品が中心な上、現時点では情報が古く、今となっては興味があっても手に入らないものばかりなのも残念(都築響一によれば「自分にとって絶対に必要な本なら、いつの日か、かならず手に入る。出会うべき運命の本ならば、いつかかならず出会う」とのことですが)。
  • 朝日新聞の書評を降りるに至った経緯は読み物としては面白いですが、対外的に(それも週刊文春に)公表するのは、営業戦略として得策ではないような気がしましたが、何でも飯の種にする貪欲さなんでしょうか。
  • やや興味が薄れつつありますが、次は「Roadside Books 書評2006−2014」。