喜国雅彦 「本棚探偵の冒険」

本棚探偵の冒険 (双葉文庫)

  • 以前から少し興味があったシリーズ。少し前に、第3作「本棚探偵の生還」が文庫化されているのを発見したものの、前2作に比べると評判が芳しくないようなのでスルーしていたところ。
  • その文庫化第3作の売れ行きが良かったのか、前2作の増刷が行われた模様。書店で見かけて購入。
  • 本秀康レコスケくん」やいましろたかし「釣れんボーイ」のような、趣味の世界を深掘りする面白さはありますが、個人的に探偵/ミステリー小説に全く興味がない上に、コレクター気質もあまりないのが辛いところ。
  • 以前、ブルータスの古本特集(2013年6月)を読んだ時には古書店街を回ってみたい気持ちになったのですが、本作を読んでも促されないのは、センスやスタイルに憧憬を抱けるかどうかという問題かもしれません。